先日の【炭化水素類を極める】で

分子量が小さいものほど
揮発性が高い

と書きました。これはインストお約束
出る出る問題です。

さらに、【炭化水素類を極める】に
二重結合の部分は不安定だから
そこに酸素が結合しやすく
不飽和結合のある成分は酸化しやすい。

とも書きました。

独学中何かのサイトか書籍に
精油は
●モノテルペン、セスキテルペン、ジテルペンの
順に揮発性が高い。
※揮発性が高いとは、揮発速度が速いと
言う意味ですよね。

さらに
●モノテルペン、セスキテルペン、ジテルペンの
順に酸化しやすいとも学習しました。

書籍『精油の中の分子の素顔』には
モノテルペンよりセスキテルペン、
セスキテルペンより
ジテルペンは酸化速度が遅いとあります。
これはやはり、分子量が小さいほど
酸化もしやすいのですかね?

と、言うことは
分子量が小さく、分子構造に
二重結合が、多い成分は
より一層
酸化もしやすく、揮発性も高いと
言うことだと思います。

揮発性は置いといても
これは、脂肪酸にも当てはまりますよね。
不飽和脂肪酸は二重結合が、多いほど
酸化しやすい。

精油と脂肪酸は
炭化水素の構造が異なりますが
炭素間に二重結合がある
脂肪酸は酸化しやすい
また、二重結合の数が多いほど
酸化しやすい。

インスト30種精油の成分では
テルペン類を含む精油
アルデヒド類を含む精油などがあります。

インスト12種の植物油では
月見草油の
γ‐リノレン酸
※二重結合を3つ持ちます。
などかありますね。
余談ですが
単価より二価
二価より三価不飽和脂肪酸が
酸化安定性が低いとなります。