精油の化学は難しい・・
化学式、原子、分子が出てきただけで吐き気がしている方
いると思います。
私もそうです。未だに・・ええ
化学をお仕事にしている、いわば専門家の方もセットをご購入
くださったりするんですよね。そんな1人にK様がいます。
とっても素敵な女性です。
32回インストも1発合格でした。
※Kさん勝手に登場させてごめんなさいね。
でもKさんからの指摘がなければ気がつかなかったもんでね。ええ
私自信も
こんがらがってしまっていたりする箇所を
わかりやすく説明くださいました。
これみなさんにもとても大切だと
思うので書かせていただきますね。
【精油が揮発しやすい理由】
精油は分子量が小さいから揮発しやすい。
化学では「分子が小さい」というのは「分子の”サイズ”が小さい」ことを意味します.
「分子量が小さい」と「分子が小さい」は意味が異なると言うことです。
添削していても分子量と分子どっちも同じだろうと
解答してくれる方います。ええ
用語辞典P157
分子量とは分子の相対的な質量を表わす数値。炭素原子=12を基準として産出される。
※簡単に言うと重さなんだってよ。
分子のサイズ
用語辞典には出てませんのでここまで覚える必要はないでしょうけど。
サイズと言うのは分子自体の大きさのことで
高分子とか低分子とかいうやつだろうかね。
分子量が小さいものが分子サイズが小さい、分子量が大きいほど分子サイズも大きい
基本的にはそうですが。一概には言えないようです。
ナノテクとか低分子ヒアルロン酸なんて言うのを
美容関係のサイトで見かけますよね。これは分子のサイズの事なのだと思います。
分子のサイズが小さいから真皮層にも届きます。ってことなんですよね。きっと
そして高分子吸収体
オムツとか生理用ナプキンなどでみる
これは分子が大きいのでよく吸収するってことなのかな?
とにかくね
インスト学習では
分子量が小さいものほど揮発性が高いと覚えるようにしてください。
それで十分だと思います。ええ
次にいただいたアドバイスに
テルペン類の「モノ」「セスキ」「ジ」の化学的な意味を押さえたほうが良いのでは?
というのをいただきました。
ちょうどセットをご購入いただいた方から
こんな質問をいただいたので、これもみなさん??となるかもな。
と思って記載します。
Qー1イソプレンには二重結合がふたつあるんでしょうか?
Q-2モノテルペン類も二重結合が2つあるようですが?
というご質問でした。
まず精油に関係する炭化水素
用語辞典で炭化水素を調べてみます。
P113
炭素と水素で構成される有機化合物
①炭素原子は互いに結合して基本となる炭素骨格を作り
そこに水素原子が結合する。
炭素骨格の構造によって
炭素原子が鎖状に結合した鎖状炭化水素と
環状に結合した環状炭化水素に大別される。
とあります。
精油の化学の炭化水素類はこの鎖状、環状炭化水素を言います。
そしてここで登場するのが棒線①
これが精油に含まれる最も基本の炭化水素類の基本骨格である。
イソプレン骨格ですよね。
分子式はC5H8(5個の炭素原子と8個の水素原子)です。
イソプレン=ヘミテルペンとも言います。
但し自然界ではイソプレンだけでは存在していないのだそうです。
用語辞典P14
イソプレン骨格
②二重結合を2個もつ炭化水素類で
イソプレンの数によりモノテルペン、セスキテルペン、ジテルペンなどに
分類される。
となっていますね。
Q-1の解答は棒線部②です。
Q-2の解答はどうなんでしょう?
イソプレンの数が2つのものを
モノテルペン
3つのものを
セスキテルペン
4つのものを
ジテルペンと言います。
ここで一番こんがらがりやすいのが
ヘミ、モノ、セスキ、ジは炭素間の二重結合の数を表わすものではなく
イソプレン単位の数を表わすものだと言うことです。
ちなみにイソプレン(ヘミテルペン)は二重結合を2個もつ炭化水素ですから
不飽和炭化水素ですね。
モノ、セスキ、ジも不飽和炭化水素です。
飽和結合してないので不安定な二重結合の部分に酸素が結合しやすく
酸化しやすいのですよね。
でね、Q-2モノテルペン類は二重結合をいくつ持つのか
リモネンなどは2つですが、必ずしも2つとは限らないようです。
3つあるものもあります。
ヘミ=半分、モノ=1 セスキ=1,5 ジ=2
なんですけどね。
炭化水素の基本骨格の
イソプレンのヘミが1じゃなく0,5ってなんでよ?
モノテルペンが
2じゃなくて1ってなんでよ?って思わない?
これについていろいろ調べたけど
これだ!って言うのは探せなかったんですよ。
でもね、「アロマテラピー精油の中の分子の素顔」
P52
※参考図書ではありません。
セスキテルペン
「セスキ」とは1,5倍の意味である。つまり、セスキテルペンは
モノテルペンの1,5倍の分子式を持つ。
イソプレン単位3個で構成された化合物で分子式C15H24である。
となっています。
やっぱ、モノテルペンを基本にしてるんじゃんね?
でもテルペン類の基本はイソプレンですよね。
わかりにくいけどね、こ~だからこ~で覚えるしかないですね。
ちなみに、不飽和炭化水素があるんだから
飽和炭化水素もあるわけですよね。
基材論の植物油に登場する飽和炭化水素がありますよね。
飽和炭化水素とは
用語辞典P161
分子構造中に二重結合を含まない炭化水素
オリーブスクワランなどがある。となっています。
化学式、原子、分子が出てきただけで吐き気がしている方
いると思います。
私もそうです。未だに・・ええ
化学をお仕事にしている、いわば専門家の方もセットをご購入
くださったりするんですよね。そんな1人にK様がいます。
とっても素敵な女性です。
32回インストも1発合格でした。
※Kさん勝手に登場させてごめんなさいね。
でもKさんからの指摘がなければ気がつかなかったもんでね。ええ
私自信も
こんがらがってしまっていたりする箇所を
わかりやすく説明くださいました。
これみなさんにもとても大切だと
思うので書かせていただきますね。
【精油が揮発しやすい理由】
精油は分子量が小さいから揮発しやすい。
化学では「分子が小さい」というのは「分子の”サイズ”が小さい」ことを意味します.
「分子量が小さい」と「分子が小さい」は意味が異なると言うことです。
添削していても分子量と分子どっちも同じだろうと
解答してくれる方います。ええ
用語辞典P157
分子量とは分子の相対的な質量を表わす数値。炭素原子=12を基準として産出される。
※簡単に言うと重さなんだってよ。
分子のサイズ
用語辞典には出てませんのでここまで覚える必要はないでしょうけど。
サイズと言うのは分子自体の大きさのことで
高分子とか低分子とかいうやつだろうかね。
分子量が小さいものが分子サイズが小さい、分子量が大きいほど分子サイズも大きい
基本的にはそうですが。一概には言えないようです。
ナノテクとか低分子ヒアルロン酸なんて言うのを
美容関係のサイトで見かけますよね。これは分子のサイズの事なのだと思います。
分子のサイズが小さいから真皮層にも届きます。ってことなんですよね。きっと
そして高分子吸収体
オムツとか生理用ナプキンなどでみる
これは分子が大きいのでよく吸収するってことなのかな?
とにかくね
インスト学習では
分子量が小さいものほど揮発性が高いと覚えるようにしてください。
それで十分だと思います。ええ
次にいただいたアドバイスに
テルペン類の「モノ」「セスキ」「ジ」の化学的な意味を押さえたほうが良いのでは?
というのをいただきました。
ちょうどセットをご購入いただいた方から
こんな質問をいただいたので、これもみなさん??となるかもな。
と思って記載します。
Qー1イソプレンには二重結合がふたつあるんでしょうか?
Q-2モノテルペン類も二重結合が2つあるようですが?
というご質問でした。
まず精油に関係する炭化水素
用語辞典で炭化水素を調べてみます。
P113
炭素と水素で構成される有機化合物
①炭素原子は互いに結合して基本となる炭素骨格を作り
そこに水素原子が結合する。
炭素骨格の構造によって
炭素原子が鎖状に結合した鎖状炭化水素と
環状に結合した環状炭化水素に大別される。
とあります。
精油の化学の炭化水素類はこの鎖状、環状炭化水素を言います。
そしてここで登場するのが棒線①
これが精油に含まれる最も基本の炭化水素類の基本骨格である。
イソプレン骨格ですよね。
分子式はC5H8(5個の炭素原子と8個の水素原子)です。
イソプレン=ヘミテルペンとも言います。
但し自然界ではイソプレンだけでは存在していないのだそうです。
用語辞典P14
イソプレン骨格
②二重結合を2個もつ炭化水素類で
イソプレンの数によりモノテルペン、セスキテルペン、ジテルペンなどに
分類される。
となっていますね。
Q-1の解答は棒線部②です。
Q-2の解答はどうなんでしょう?
イソプレンの数が2つのものを
モノテルペン
3つのものを
セスキテルペン
4つのものを
ジテルペンと言います。
ここで一番こんがらがりやすいのが
ヘミ、モノ、セスキ、ジは炭素間の二重結合の数を表わすものではなく
イソプレン単位の数を表わすものだと言うことです。
ちなみにイソプレン(ヘミテルペン)は二重結合を2個もつ炭化水素ですから
不飽和炭化水素ですね。
モノ、セスキ、ジも不飽和炭化水素です。
飽和結合してないので不安定な二重結合の部分に酸素が結合しやすく
酸化しやすいのですよね。
でね、Q-2モノテルペン類は二重結合をいくつ持つのか
リモネンなどは2つですが、必ずしも2つとは限らないようです。
3つあるものもあります。
ヘミ=半分、モノ=1 セスキ=1,5 ジ=2
なんですけどね。
炭化水素の基本骨格の
イソプレンのヘミが1じゃなく0,5ってなんでよ?
モノテルペンが
2じゃなくて1ってなんでよ?って思わない?
これについていろいろ調べたけど
これだ!って言うのは探せなかったんですよ。
でもね、「アロマテラピー精油の中の分子の素顔」
P52
※参考図書ではありません。
セスキテルペン
「セスキ」とは1,5倍の意味である。つまり、セスキテルペンは
モノテルペンの1,5倍の分子式を持つ。
イソプレン単位3個で構成された化合物で分子式C15H24である。
となっています。
やっぱ、モノテルペンを基本にしてるんじゃんね?
でもテルペン類の基本はイソプレンですよね。
わかりにくいけどね、こ~だからこ~で覚えるしかないですね。
ちなみに、不飽和炭化水素があるんだから
飽和炭化水素もあるわけですよね。
基材論の植物油に登場する飽和炭化水素がありますよね。
飽和炭化水素とは
用語辞典P161
分子構造中に二重結合を含まない炭化水素
オリーブスクワランなどがある。となっています。