ちょっと前ですが さんまさんの「ほんまでっか!?TV」で澤口俊之さんという ちょっと面白い生物学者の方が ペパーミントの作用についておしゃべりしてたことがあります。 そのあとの放送でも他の精油の作用を話してたんだけどね。 この先生、皮肉屋さんだけどね。 時々この手の植物の効用をボソボソっと 話すのでこの番組も機会があれば見るようにしてます。 その先生が ペパーミントの成分は 皮膚が冷たさを感じる冷覚細胞を刺激する作用があるんです。 だから暑いときはペパーミントがおすすめ。 的なことを言ってたんですよね。 もともと、夏場の入浴剤には ミント系香り成分が入ってますよね。 あれは単にスースーするから涼しく感じるんだと 思っていたわけ。 でもちゃんと精油成分が表皮を通過し 真皮層にある冷覚受容器に働きかけるんだって これによって、 冷覚受容器の細胞が興奮することで 実際にはさほど冷たくなくても 冷え冷え感を感じることができるのだそうです。 これは精油の分子構造が小さいので 皮膚の表皮から真皮層以下にも吸収されるからですよね。 もちろんこの受容器は口腔にもあるから ミントガムを噛んで水を飲むと 異常に冷たく感じるわけだわ。 むしむし暑い日は ペパーミント精油でアロマバスしたり 足浴したりするのもいいんでしょうね。 そうそう、アラフィーともなるとね。 手足が異常に火照って眠れないことがあるんだわ。 特に自律神経のバランスが崩れて 手足が火照るときなどもおすすめです。 ペパーミントには血管を収縮させる作用もあります。 そんでもって、忘れちゃならないのが ペパーミントはハウスキーピングにもおすすめです。 水で薄めてアロマスプレーにして テーブルを拭いたり、掃除にがんがん活用できます。 よくある技ですが、掃除機をかける前に ちぎったティッシュに数滴ドロップして 掃除機に吸わせてから掃除機をかけると 排気口からの独特な臭いも抑えられます。 ついでに、ごみパック内部にいる菌にも 効果があるはずです。 あ!サイクロン式はダメですけどね。 1998.5.27朝日新聞に載った記事 【昭和薬科大学とロッテの中央研究所】の研究では O-157への殺菌力は他に類を見ないほどの殺菌力なのだそうです。 しかもこの濃度が0.04%でも十分に効力を発揮するそうです。 100mlのスプレーを作るなら精油1滴以下でいい計算です。 すごい殺菌力じゃね? この殺菌力を活かして、遠足や運動会に持っていく オシボリにもどんどん活用できます。 ウェットティッシュなら蓋を開けて 数滴ドロップするだけ。 オシボリなら水を張った洗面器に数滴ドロップして 絞ればいいわけです。 おもてなしのオシボリにすると喜ばれます。 アウトドアにもハウスキーピングにも ペパーミント精油はおすすめです。 IMG_1132.jpg