まずは、ご連絡から
このたびの第28回AEAJインスト試験向け独学セットご購入いただいた方の
添削もだいぶ落ち着いて参りました。
かねてからメールなどでご依頼いただいていたのですが
本番の腕試しに活用したい!というメールをいただきます。
ご希望の方には再販しておりますのでよろしくお願いいたします。





いや~文才も絵心もない私には・・・
もう、お手上げ??の今回の試みでございます。

でね、試行錯誤していてこれなら???って思ったのが
嗅細胞をメインに覚えてもらっちゃおう!です。

目でみるからだのメカニズムP164を参考にみなさん勉強してますか?
ちょっと嗅覚に関するページが少ないけど、用語辞典と合わせて
読み進めるとわかりやすいとおもいますです。

まず【嗅細胞】もご存じニューロンですね。
神経細胞(細胞体、核)と突起(樹状突起、軸索)で構成されています。
樹状突起は神経細胞に向かって求心性の情報伝達が行われます。
軸索では細胞体から遠心性の情報伝達が行われます。

ここで嗅細胞のニューロンは目でみるからだのメカニズムP164の説明によれば
嗅細胞は知覚性の*双極神経細胞です。とあります。
*樹状突起と軸索突起を細胞体の両端から逆方向へ1本ずつ出している神経細胞

嗅細胞ニューロン

嗅上皮から嗅毛をだして、匂い物質をキャッチします。
*嗅粘膜に溶けた匂い分子を受容するのが嗅毛です。
そして樹状突起を介して求心性インパルスとして嗅細胞に情報が伝達されます。
この嗅細胞の興奮が軸索(嗅神経線維)によって嗅球へ伝えられるわけですね。

ただしインスト試験では

嗅毛→嗅細胞→嗅神経→嗅球→嗅索→大脳辺縁系→大脳皮質嗅覚野
この順番を覚えればいいわけです。

文章にすると
嗅毛に受容された匂い分子により嗅細胞が興奮する。
その興奮は嗅神経によって求心性インパルスとして嗅球へ送られる。
その後嗅索(軸索)を経て大脳辺縁系へダイレクトに送られる。
最終的には大脳皮質嗅覚野にてにおいの判断が行われる。


この絵と説明は
嗅毛→嗅細胞→嗅神経までのものです。

篩骨を貫いた嗅糸(嗅神経線維の束)は細胞体から見れば遠心性の情報を伝達する軸索として
嗅毛が受容した情報を嗅覚の一次中枢である嗅球へ伝達しますね。

ちなみにこの黄色の部分は支持細胞です。

明日は嗅球から大脳皮質までの絵を描いてみようと思います。