イタリアから帰る |  なんとなく ヨーロッパ

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 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

 

〔 2017年 イタリアの旅 49 〕  9月17日 (日)
 
パリに帰る日です。
飛行機は15時20分だったので、空港に行く前に、コモ湖に沿った道をちょっとドライブできるかな、
とか、ケーブルカーもあるみたいだし、とか思ったのですが、
昨夜少し体調が悪かったので、9時過ぎまでゆっくり寝てました。
朝食を食べて、シャワーを浴びて、11時頃チェックアウト。

天気がよかったので、『湖沿いの道をちょと走ってみようかな。』とも思ったんだけど、
『イタリアだから、早めに空港に行ったほうがいいだろう。』と思って出発したのでした。
空港までの距離は50-60kmくらい。

日曜日で道も空いていて、わりと順調に走りました。
レンタカーだから、満タンにして返すんです。
「空で返してもいいよ。」って言われたけど、ガソリンスタンドに行く手数料を取られるから。

空港が近づいてきて、『そろそろ入れよう。』と思って、
ガソリンスタンドに入ったら、なんと無人でした。完全にセルフ式みたい。
機械にお札を入れるかカードを入れるか。
お札を入れるとその分しか入らない。多めに払うとお釣りが出ない。
というコトで、カードを差し込んだら、ATMみたいに全部入ってしまうタイプで、
『やだなぁ。カードが出てこなかったら、どうするんだ。』とか思ってしまいました。
暗証番号を入れるところまではできたんです。
でもその機械1つで2台か4台のポンプを管理しているみたいで、
車を置いたところの機械を選ぶにはどうしたらいいのかワカラナイ。
『???』とか思っていたら、イタリア人のオジさんが給油に来たので、
その人にフランス語とゼスチャーで訊いてみたら、
「まずカードをキャンセルしろ。」みたいなコトを言う。
最初からやれ、というコトか、と思ってキャンセルして、
またカードを入れたら、そのまま出てきた。
もう1度やってみたけど、やっぱり出てきた。
1度キャンセルしたら、もう受けつけないというコトみたい。
オジさんが、「他のカードは無いのか。」みたいなことを言ったけど、
他のガソリンスタンドに行くことにしました。

しかし、次もやっぱり無人のスタンドでした。
さっきのところよりさびれた感じ。
カーナビを見ると、もう一つあるみたいなので、そっちに行きました。
空港の入口を通り越して住宅街の方に行ったところです。
なんと、ここも無人! 
空港の近くには無人のガソリンスタンドしか無いのか。陰謀だ。
でも仕方がないので、ここで入れることにしました。
他にもレンタカーを借りたらしく、返すのに満タンにしようとしているらしい人たちがいました。
やっぱり戸惑ってますね。
さっきとは違う系列のスタンドみたいで、カードはちゃんと入りました。
暗証番号を打ち込むところまでは、さっきと同じ。
軽油を入れる機械の番号が画面に現れました。
『そうだったのか。』
『よし。』と思ったんだけど、フランスにもたまにあるけど、すぐ止まってしまうポンプでした。
『・・・』 
少しずつ入れて、なんとか満タンにしました。

そこから、空港の第2ターミナルまで、ちょっと迷ったけど、
ようやくレンタカーの駐車場にゴール。
車にはとくに問題はなかったんだけど、料金が予約したときよりもかなり高かった。
説明してもらったら、オールリスクの保険をかけたので、それが6日間で210ユーロだとか。
まあ、仕方がない。
先月(8月)、友人がレンタカーを駐車しておいたら、
ぶつけられたみたいでバンパーがへこんでいたそうです。
オールリスクの保険じゃなかったみたいで、それで1300ユーロ請求されたとか。(ヒドイ)
 
 
 
 
ミラノ・マルペンサの第2空港は、やっぱり出発もeasyJetだけですね。
チェックインのとき、窓側の席にしたい(有料)と言ったら、
「残っていません。」だって。『まぁ、いいや。』
手荷物の検査を受けて、なかに入るとサンドイッチの売店もあったけど、
ピザの売店があったので、そこで昼食にしました。
ピザ4分の1とビールで8ユーロくらい。
 
 
 

免税では買い物ができないけれど、ショップにはいろいろ売ってました。
スーパーで売ってるようなパスタの袋をミニチュアにしたマグネットがありました。
中身はほんとのパスタの材料で作ったみたい。買わなかったけど。
買ったのは、乾燥させたトマト。250gで6ユーロでした。
よくオイル漬けになってるものですね。

ヒコーキは来たときよりは古い感じで、シートはもう少し厚みがありました。
満席状態。フランス語を話している人がけっこういますね。
時間よりちょっと遅れて飛び立ちました。
しばらくウトウトしたりして。
パリが近づくと雲が増えたみたい。
下降していったら、窓に細かい雨粒が。
『やれやれ。帰ってきてしまったか。イタリアは天気がよかったのに。』
昨日知り合いに電話したら、休みだというので、車で迎えにきてもらいました。
ガソリン代を多めに払ったり、お土産をあげたりしました。
パリは、もう秋というより冬みたいだったとか。
やっぱりイタリアに行って正解でしたね。
なんだかんだ言っても、イタリアは面白い。