聖地 Altotting (8) 奇跡 |  なんとなく ヨーロッパ

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 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。



20154月)

柱廊の壁や天井に飾られた小さな絵は、

英語ではミラクルパネルとかミラクルボードと言うみたい。





かなり古いものから比較的新しいものまでいろいろあります。

ドイツ語だから、書かれていることは分からないけれど、

人々の祈りに対して、マリア様が応えられた事柄を表しているようです。




1489年に奇跡が2度あり、

巡礼が始まったという記録が残されているそうです。




【奇跡 その1】

3才の男の子がAltottingを流れる川に落ち、

30分後に発見されたが、既に死亡していました。

母親はマリア様を信仰することが篤かったので、

チャペルの祭壇に子供を置き、跪いて息子が生き延びるように祈りました。

すると、すぐに子供は蘇生しました。




【奇跡 その2】

農夫がからす麦を荷車に積んで家に帰る途中、

馬に乗せていた6才の息子が落ち、

荷車に轢かれて瀕死の重傷を負いました。

回復の見込みが無かったため、僧侶(司祭?)が呼ばれ、

皆でマリア様に祈りました。

翌日、その子供は奇跡的に健康を回復しました。





ミラクルパネルとかミラクルボードといわれるものは、

ルルドの教会の内壁を覆っている小さな大理石のプレートのようなものかな。

マリア様に対する感謝の言葉が刻まれているのです。