読売新聞からのニュースです。
2015年07月05日
『「明治産業革命遺産」、世界文化遺産へ登録決定』
＜【ボン（ドイツ西部）＝工藤武人、田中洋一郎】
ドイツのボンで開かれている国連教育・科学・文化機関（ユネスコ）の世界遺産委員会は５日午後（日本時間５日夜）、
「明治日本の産業革命遺産」（福岡など８県、２３資産）
の世界文化遺産への登録を、韓国も含む２１委員国の全会一致で決定した。
（中略）
合意に沿って、日本は審議後、構成資産の一部に、
「１９４０年代に、意思に反して連れてこられ、過酷な条件で働くことを強いられた」朝鮮半島出身者が多く存在したことへの理解を深めるための措置を講じる方針を表明。
情報センターの設置を準備する考えも示した。
決議文には同委員会も
「日本代表団の発言に留意する」
との文言が盛り込まれた。
「産業革命遺産」を巡って、韓国は５月、強制労働に関わったと主張する７施設の登録反対を表明した。
だが、６月の日韓外相会談では、両国が登録に向け協力する方針を確認した。
しかし、韓国は世界遺産委員会で、構成資産の一部で「朝鮮半島出身者に対する強制労働」があったことを決議文や発言で明示するよう日本側に要求。
日本側は「強制労働とは呼べない」などと反論し、調整が難航した。＞
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20150705-OYT1T50086.html?from=ytop_top
これは日本外交の大失敗です。
まだ日本政府は懲りてないようですね。
「強制」という言葉が「意思に反して」に変わっただけです。
新たな反日の種を韓国に提供してしまった訳です。
朴槿恵大統領は喜んで反日に励むでしょう。
こんな形で世界遺産に登録されても、観光作業として期待していた地元民が喜ぶはずがありません。
日本に遅れること1944年に朝鮮人（当時は日本国民）の徴用があった訳ですが、納税と同様に徴用も義務であった訳ですからこれを強制というのは間違いなのです。
▲優遇されている朝鮮人鑛夫
安倍内閣揃って呑気に喜んでいるようですが、今後の非難は避けられないでしょう。
第二次世界大戦後、日本外交の反省として次のような文言がありました。
「当時の廟堂に知者はあったかも知れないが、勇者の無かったことを歎ぜざるを得ない」
今回も勇者はいなかったようです。