絵本新刊のおしらせです。
もうすぐ、あたらしい絵本が発行されます。
今回は、なんと「おとぎばなし」のリメイク版です
タイトルは
作:かなを、ささら優、スズキヒコーキ、西嶋ヨーコ、松本えつを、ヤスダソータロー
編著:松本えつを
こちらの絵本は、来たる
5月25日(土)・26日(日)
6月1日(土)・2日(日)
の4日間にわたって開催される
「理想と現実(ひかりとやみ)」展において
特典付き先行直売をしちゃいます
展示会の記事はこちら
収録されているおとぎばなしは
『しあわせな王子』
『白雪姫』
『赤ずきん』
『ヘンゼルとグレーテル』
『浦島太郎』
『人魚姫』
の計6篇。
6名の作家がそれぞれ各1篇ずつ
ストーリーと絵を担当しています
この絵本は……
もしも、赤ずきんやツバメがもっとかしこかったら……
もしも、白雪姫の家の鏡が相手を「忖度」していたら……
もしも、ヘンゼルとグレーテルが虫歯だったら……
もしも、幼馴染が浦島太郎を引き戻していたら……
もしも、花嫁が人魚姫をやさしく抱きしめていたら……
といったように「現代作家の視点でおとぎばなしをリメイクしたもの」が収録されているのですが(その時点でわりと面白い現象が起こっているのですが)、もっとも面白いのは、「それぞれのおとぎばなし同士がリンクしている」ということかもしれません。
制作当初(約1年前)は、作家たちがそれぞれの絵を描き、その作品同士がどう絡み合うのか、そして、それが1冊の絵本としてうまくまとまるのか……、きわめて未知数なところがありましたが……
さすが、普段から親交を深めているチームです。
なかなかに魅力的な1冊にしあがりましたよ
絵本の「まえがき」には、こんなことが記されています。
なお、この本の本文では「かげ」を「陰」ではなく「蔭」と書き、あえて「ヤミ」というルビを振っています。ルビをカタカナにしているのは、本来の正しい読み方ではないからです。また「蔭」としているのは、その漢字に「他人の力に助けられること」という意味が含まれているからです。
光があるから蔭があり、蔭なしには光は存在し得ません。お互いがお互いの「お蔭さま」。支え合う同士なのかもしれませんね。
おとぎばなしの中にはバッドエンドのものも多くみられますが、じつは、この絵本に収録された6篇では「お蔭さま」で絡み合うストーリーがすべて、ハッピーエンドになっています。
この絵本を読んだ方が、おとぎばなしを通して「蔭」の尊さを感じ取っていただけたら、とっても嬉しいです
現時点では、本体が完成して配本準備中です。
全国発売予定は6月2日。
繰り返しのご案内になりますが、来たる
5月25日(土)・26日(日)
6月1日(土)・2日(日)
の4日間にわたって開催される
「理想と現実(ひかりとやみ)」展において
特典付きでゲットできますので、ぜひ
足をお運びください
CHICORA BOOKSのおしらせサイトではこちらで紹介しています。