2017年11月1日 僕はアキラに呼び出されて、新宿の思い出横丁で飲んだ。
「俺、そろそろ毎月の返済がヤバイ状況になりそんなんや」
「お前なら、小遣い稼ぐ方法知っとるやろ」
「俺に教えてくれないか?」
今日のアキラはいつになく真剣な表情だった。
「お前、早期退職金が入った時に4、5人にお金貸しただろう、合わせると1千万円越すだろう」
「あのお金まだ返済されていないと前言っていたけど、誰かから取り戻せないのか?」
思わず僕は聞いてしまった。
本当にいい奴で、自分自身がそんなに余裕があるわけでないのに、人に頼まれるとすぐお金を貸してしまう。
僕ならそんなことはできないのだけど。
「あぁ、何年も電話したらり、時には黙って会いに言って返済を頼んだけど、みんな返さないんだ。」
「俺は、クレジットカードで借りた借金の利息が膨れるばかりなのに。」
「ついに、生命保険を担保にして借りるワクまでいっぱいになっちまった。」
僕はアキラにコツを知れば誰でも利益が出る、アマゾンへの転売を教えようかと考えた。
しかし、アキラは、大学からの友人で何んでも儲かりそうな新しい情報にすぐ飛びついては、1、2ヶ月も続けたことが無い奴だった。
僕はちょっと迷ったがアキラに教えようと決意をした。
「お前が真剣にやるなら、2ヶ月後には10万以上の利益になる。しかも、種銭なしにだ!」
「その後、コツさえつかめば利益は毎月増える」
「お前、明日の夜パソコンを持ってもう一度会えるか?」
アキラは嬉しそうに頷いた。