昨日、とある研究会に参加させていただき、
のお話をお聞きしてきました。
演題は 『日本的経営の源流-近江承認の「三方よし」精神』 でした。
非常に深いお話の数々をご披露いただき、とても勉強になりました。
ブログで記事にさせていただくことをご許可いただきましたので、シリーズ化していきたいと思ってます
今回は、 「三方よし」 です。
「三方よし」とは、
売り手よし ・ 買い手よし ・ 世間よし。
いまではかなり有名になった、近江商人の理念。
商売にとって、まず大切なことは「売り手」の採算。
商人はだれに依存することなく、自立の心構えが肝要だ。
借金せずに、自分の力で立つ。
でも、「買い手」のお役に立って、お客様に喜んでいただかないと、それは商売じゃない。
商いを通じて「世間」のお役に立つ。
さらにはその世間様に「ご恩返し」、つまりは、社会貢献できることが近江商人の目標であり、本願だ。
こんなことを小さいころから、何千回も説教されたものだ。
昨日、このお話を初めてお聞きしたのですが、図々しくも自分の書いたコレを思い出しました。(はい、超図々しいです)
会計人コース3月号の「私の独立開業日誌」 の最後。
<ごっつ欲張りな今後について>
一人のお客様の夢を実現するための協力者を他の夢を抱くお客様とつなげて実現可能にしたい。
そして人と人をつなぐお手伝いをしていく過程で、宝塚市の活性化もしたい。
さらに一人の子供を持つ母であるという立場から、子供たちに租税教育を通じ、税金に関する正しい理解を広めていきたい。
子供たちが夢を抱き、その夢を実現するための努力をし、夢を実現して職業として社会に貢献し、納税の義務を果たすという自分の未来のイメージ作りのお手伝いをしたい。
このようなお手伝いができれば、税理士として、母として、1つの役割を担えるのではないかと考えています。
三方よしの精神・・・しっかり伝えていくのも、私たち大人の大切な仕事ですね