お店に入ったら 「涼しいから上着を着よう」 と思うようになってきましたね ニコニコ


今までは 「涼しぃて、ええわ~」 という感じでしたが・・・得意げ


めずらしく連日の投稿ですクラッカー


今日は、私が仕事をする場合に、常に気をつけている当たり前のことを、書いてみたいと思います。



工事請負業者が、契約では50億円だった工事費を5000万円値引きしたら・・・。


実質的にその5000万円がどのような意味を持つのかを確認します。


取引先からの強い要請や、その工事の市場価値を判断したことによって、仕方なく値引きを実施したのであれば、値引きだと認められるでしょう。


実質的にその5000万円の値引きに根拠がない場合は、寄付金となるでしょう。


5000万円が大金だから、値引きではなく、寄付金だという判断はしません。


その取引が実質的にどのような性質のものかによって判断するのです。



また、花子さんが亡くなった場合の相続ですと。。。


花子さん名義の預金500万円がありました。


その預金は本当は誰の預金なのでしょう?


通常は花子さんの預金だと考えるのが普通ですね。


でも、その預金となったお金の出所とか、その預金の実質的な管理をしているのは誰なのかとか、いろいろな事実を重ね合わせて、その預金が花子さんの預金なのか、それ以外の方の預金なのかを判断します。


もしもお金の出所が花子さんのお母さんで、花子さんが今年お母さんからもらったものなら、贈与されたことになりますね。


そうなると、亡くなった花子さんの相続税の対象となります。


でも、お金の出所がお母さんで、その預金を花子さんが管理している訳でもなく、実際に使うことも出来なければ、その預金は花子さんのお母さんの預金という判断をします。


この場合は、お母さんの財産ですので、花子さんの相続税の対象にはなりません。



常に意識している当たり前のこと・・・事実は何かをしっかり見極める。


事実確認を誤ると結果を誤ることにつながります。


充分に気をつけたいものです。。。