ソプラノ歌手 生出悦子の「小さなものでも」 -38ページ目

ソプラノ歌手 生出悦子の「小さなものでも」

音楽のことや日々の小さいくて素敵なこと
ふと感じた思いを綴っています
小さなものこそ大切に、ていねいに

すっかり夏の陽気の今日です。

ブログのことが気になりながらも

ご無沙汰していますあせる

 

今年も合唱教材の

録音シーズンが始まりました。

そこでいつも

的確なご指摘と

愛情のこもった和みをくださる

レコーディング・ディレクター

坂元勇仁さんが

お書きになられた本が

今年3月に出版されました。


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 『明日も会えるのかな?

群青 3.11が結んだ絆の歌』

 

東日本大震災の原発事故によって

避難を余儀なくされた

福島県南相馬市の

小高中学校の生徒たちの言葉を

集めて作った詩に

音楽教師の小田美樹先生が

作曲されて話題になった

合唱曲「群青」の誕生から

現在に至る経緯が

鮮烈に書かれています。

 

東日本大震災では

私の多くの友人親戚

音楽仲間が東北で被災して

生の被災体験を

たくさん聞きました。

 

そして東京近郊でも

尋常ではない時間が流れて

「音楽の力」に

正直

疑問を持ち続けていました。

 

そんな中、教育現場では

たくさんの愛情と配慮の中で

「群青」

という素敵な曲が生まれて

そして子供たちが

その曲を歌うことによって

癒され力づき

前を向く気持ちになれたことに

私が元気づけられました。

 

「群青」を作曲された

小田先生の

印象に残った言葉

「私が強く感じたことは

多感な思春期の子供たちが

発する言葉が、

この苦難の経験を経ることで

ものすごく重く深くなる

ということでした。」

まだ語彙自体の少ない中学生の生み出す

言葉の強いエネルギーについて

こうおっしゃっています。

 

そう、音楽はエネルギーですね。

 

その種を蒔くことが

わたしにできる

ささやかなことなのかもしれません。


著者の坂元さんと照れ

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さて、がんばりますニコニコ