月明かりが弱いので、フラッシュを使用しての撮影ですが、近づきすぎるとISSの光跡が木の陰になりそうでしたので、角度を確認しながら試し撮り多数。しし座から見え始め、おとめ座の下で見え終わりの約3分間です。久しぶりのISSは・・・やっぱりきれいです。26日の夜(最大仰角44°)に好条件の通過の後は、7月後半までお預けとなります。

見え終わりの2分を撮影
この後、県民の森に移動して、星雲・星団・銀河や星座の撮影を予定しましたが、湿度が高くもんやりした感じで夜露も激しく、くっきりとした像が得られず、眼視のみとしました。この夜の狙いは、明け方の木星と金星、特に明けの明星の姿をとらえることでしたので、それまでの数時間、ゆったり・のんびりとあれこれ視野に導入しては、旧友に会った気分でまったりと。
木星の出は02:18、金星は02:38です。地平線付近には遠方の山々や低い木々がありますので、30分以上たたないと見えてきそうにありません。日の出が04:07ですので、3時頃からは薄明が始まります。マイナス等級の明るい惑星とはいえ、できるだけ暗めの空で観測したいところ。
そうこうするうちに、枝の間にキラキラ輝くもの・・・木星です。その上には、明るくなってきた空に浮かぶ「すばる」。20分後、ついに明けの明星、金星のお出ましです。6月6日の太陽面通過後初めての対面で、これから中長期にわたって観測を続けます。
朝焼けの中、大気の揺らぎが激しく、20°ほどまで昇っても望遠鏡で見える木星と金星は、水中のようなゆらゆら状態。一瞬でも像が安定してくれればいいのですが、結局最後まで(明るくなるまで)満足の一枚は撮れず。木星は本体撮影は断念し、衛星を撮影しておしまいです。金星は、今後のこともあるのでねばって何とか形が分かる程度の画像。

衛星は、左からカリスト・エウロパ・ガニメデ
まずは、姿を見られたことをよしとします。帰路、朝焼けがきれいでしたので、記念に(?)パチリ。さぁ、7月15日は白昼の木星食、8月14日は深夜~未明の金星食です。今年は、日食・月食もあり、前代未聞の「食あたり」の年。梅雨時の今日この頃、食中毒にはくれぐれも気をつけましょう。

では、今夜もISSで、明朝は金星。