エトワールのささやき

エトワールのささやき

エトワールは、自分自身が住む世界は、タロットカードでできていると思っています。タロットカード78枚のなかには、天も、地も、人も、木火土金水も、春夏秋冬も、東西南北も、色も、空も、存在します。この宇宙そのものです。

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私が最初にタロットに接したのは、澁澤龍彦の「黒魔術の手帳」に記載されていた「古代カルタの謎」という小論を読んだのが最初で、高校生の頃のことでした。この本ではタロットは「タロー」と記載されていました。

 

大学に進学し、指導を受けていた教授がタロットとトランプのコレクターで、また、学生時代に学んでいた心理学者のカール・グスタフ・ユングにタロットに関する記述があり、タロットに関心を持つようになりました。

 

当時、手にしていたカードは辛島版と呼ばれていた22枚の大アルカナのみのエジプトタイプのカードでした。

 

当初、いろいろなスプレッドを試行していましたが、その中で不思議とヘキサグラムスプレッドはよく的中するという印象を持っていました。

 

それ以降、様々な場面で、タロットは私の人生にまとわりつくようになりました。

 

この不思議なオブジェクトからは数多くの啓示を受けました。

 

タロットの世界観は、次のようなものです。

 

1 世界は存在しない。

 

2 宇宙は世界より小さい。

 

3 宇宙は無から生じた。

 

4 世界の始まりの無には仏がいた。

 

5 それは別天津神だった。

 

6 大アルカナは陰陽五行の土を表し、小アルカナは陰陽五行のうちの木火金水で構成され四方に配置される。

 

7 タロットは、一つの季節が生れ、成長し、死んで、また、次の季節が生れると解釈する季節感を持つ。

 

8 タロットは転生輪廻と解脱、バルド(四十九日)、死後の世界を肯定している。

 

 

これらは、本の一部にすぎませんが、こんな感じのタロット解釈が可能で、「タロット東洋起源説」と呼ばれるものにたどり着いたのは今から10年ほど前のことです。

 

このことについては、文献学や歴史学の観点からの考証も試みました。

 

私の結論は、タロットはトランプから派生し、大アルカナは後年加えられた。トランプは中国起源であるというものです。そう考察する文献、資料も蒐集していますが、今は詳細は割愛します。

タロットの世界観は、現代科学、仏教、陰陽五行、神道(古事記)を見事に融合させています。

 

これは単なる占いの道具ではなく、正しい世界認識のツールとして極めて有効なものだというのが私が長年追及してきたところのものです。

 

概ね、こんな感じのタロット観を請われれば、幾人かに教えてきました。

 

断片的には日本易学協会の会報「鼎」にもその内容を発表しています。

 

また、機会をみて草稿を整理していきたいと考えています。

グレート・コンジャクションとアメリカ大統領の暗殺・死亡との一致は、多くの占星術家が指摘している稀有な的中事例の一つとして有名です。

1840年ウィリアム・ハリソン就任後1ヵ月目に急死
1860年エイブラハム・リンカーン暗殺
1880年ジェイムズ・ガーフイールド暗殺
1900年ウィリアム・マッキンリー暗殺
1920年ウォーレン・ハーディング心臓発作で急死
1940年フランクリン・ルーズベルト脳出血で急死
1960年ジョン・F・ケネディ暗殺

2020年の水瓶座の時代への突入と2020年12月に起きる木星と土星の直列配置は、顕著な天体現象として早くから知られていました。

カール・グスタフ・ユングは60年前に魚座から水瓶座へと時代が劇的にチェンジし、それまでの社会で共有されてきた価値観が見直され、大きな変革が起きると予見していました。ユングは、キリスト登場時と同じ魚座の時代には人類の倫理観の欠如、道徳的退廃が進み、精神文明の堕落が底を打ったところで、水瓶座への突入を向かえると説明していました。

コロナ禍、アメリカ大統領選挙の混乱の中で、水瓶座の時代の木星と土星の直列配置を迎え、地球に住む人間一人一人が、改めて倫理観、道徳観について深く考えるべき時節に変ったことを意識すべきなのだろうと思います。

変化はすぐに現れ、アメリカ大統領選挙においても、それに応じた動きが12月中に現出するはずです。

西洋占星術は専門ではありませんので基本的なことしか知りません。

 

西洋占星術のハウスは、アセンダントを起点に、12分割したもので、その分割方法は、30度ずつの均等分割をはじめとして、様々な方法があり、天頂を10室、天底を4室にする工夫がいるということから、様々な分割方法が、研究されています。

 

星座サインは、15度ずれた四柱推命の月支だと考えると、分かりやすく、起点は卯のちょうど真中の春分点です。

 

12分室は次の3つの要素で性格づけられています。

 

1 2区分 男・女

2 3区分 動・静・柔和(進・退・中)

3 4区分 火地風水

 

火と風は男、地と水は女になります。

 

陰陽五行の木火土金水の72度ずつの割り当てとは、根本的に異なります。

 

春分、夏至、秋分、冬至基準ならば、季節配置は次のとおりになります。

 

春 火

夏 水

秋 風

冬 地

 

以上が基本です。

 

12室については、アンギュラー、サクシーデント、ケーデントを最初に覚えます。

 

1,4,7,10  エネルギーが強い

2,5,8,11  エネルギーが普通

3,6,8,12  エネルギーは弱い

 

マージャンの筋と同じです。

 

ハウスの意味は、だいたいこんな感じです。

 

第1室   自分自身・生命

第2室   金銭・財産・爪跡

第3室   兄弟・学習・近隣者・近距離旅行

第4室   家族・不動産・家屋・墓

第5膝   恋愛・子供・レジャー・ギャンブル

第6室   健康・仕事・ペット・労働

第7室   配偶者・敵・結婚・出会い

第8室   死・セックス・オカルト

第9室   遠方への旅行・外国・宗教・信念

第10室  使命・就職、仕事・社会的地位

第11室  希望・願望・友人・サークル

第12室  潜在意識・犯罪・目に見えない障害・カルマ

 

ハウスの意味は、多岐にわたり、難しいです。

 

ハウス分割も難所の一つです。

 

1 イコール・・・これは四柱推命の定気法と同じです。アセンダントを起点に30度づつで切ります。

 

2 プラシーダス・・アセンダントとミッドヘブンとを3分割し、10、11、12宮を定め、その対角を4、5、6宮とします。残りを均等分割するものですが、高緯度だと、すごい片寄ってしまいます。

 

他にも、コッホとか、いろいろありますが、星座サインとハウスは、ずれているということを最初に覚えておかなくてはならないです。

 

コンポジション   0度 合のことですね。

オポジット    180度 冲のことですね。

トリン       120度 半会のことですね。   

スクエア      90度 

セクスタイル    60度

 

これらの星の角度が重要な意味を持ちます。これをアスペクトといいます。

 

これらが基本で、あとは、星座と星の意味を覚えますが、これが大変です。

 

アラビックパーツ、ドラゴンヘッド、ドラゴンテール、キローン、デカン、シェープ、ハーモニクス、ハーフサム、ボイドなどの新しい概念もたくさん現れています。

 

トロピカル方式は、どうもなじめませんが、サイデリアル方式のウラニアンやインド占星術は好きではありません。

 

ハウス分割にしてもプラシーダスだけ覚えるだけでも大変です。この点、四柱推命は、単純に地球と太陽の関係のみを追求していますので、単純明快です。

 

四柱推命は、十二宮太陽占星術を少し精緻にしたものといえば分かりやすいかもしれません。月は、一年を十二分割するだけですので太陰暦は全く使いません。四柱推命は、こんな単純な仕組みで大丈夫なのだろうかと思うほど原理は極めて単純です。

 

ネイタルは次のとおりです。

 

 1室 山羊座 07°28′

 2室 水瓶座 14°51′

 3室 魚座   22°13′

 4室 牡羊座 29°36′

 5室 牡牛座 22°13′

 6室 双子座 14°51′

 7室 蟹座   07°28′

 8室 獅子座 14°51′

 9室 乙女座 22°13′

10室 天秤座 29°36′

11室 蠍座   22°13′ 

12室 射手座 14°51′

 

ネイタルのハウス分割は次のとおりです。(これはトロピカル方式のプラシーダスです。)

 

水星  牡羊座 15°39′(3室)

金星  牡羊座 21°06′(3室)

火星  魚座  18°44′(2室)

木星  山羊座 03°33′(12室)

土星  山羊座 18°25′(1室)

天王星 獅子座 16°55′(8室)

海王星 蠍座  07°48′(10室)

冥王星 乙女座 03°40′(8室) 

太陽 牡牛座 06°20′(4室)

月    牡牛座 14°09′(4室)

asc    山羊座 07°28′

ic     牡羊座 29°36′

dsc    蟹座  07°28′

mc    天秤座 29°46′

龍頭   乙女座 22°33′(9室)

龍尾   魚座   22°33′(3室)

リリス   双子座 28°40′(6室)

 

星の配置は以上のとおりです。

 

山羊座1室に土星があります。

太陽と月が4室でセミ・セクステルです。

水星と金星が3室でセミ・セクステルです。

太陽と木星、月と土星、水星と天王星、金星と天王星、木星と冥王星がトリンです。

土星と天王星がオポジションです。

月と火星がセクスタイルです。

月と天王星がスクエアです。

土星と水星、金星がスクエアです。

太陽と海王星がオポジションです。

オーブは5度です。

 

ネイタルを見ると晩成型だと思います。

 

第1室 自分自身(山羊で土星と木星があります)

第2室 金銭・財産(水瓶です)

第3室 知識・通信(魚で火星があります)

第4室 家庭生活(牡羊で水星と金星があります)

第5室 恋愛・娯楽・子供(牡牛で太陽と月があります)

第6室 健康・労働(双子です)

第7室 結婚・協力関係(蟹です)

第8室 死と性(獅子で天王星があります)

第9室 学問・宗教(乙女で海王星とドラゴンヘッドがあります)

第10室 社会生活(天秤です)

第11室 友人・理想(蠍で冥王星があります)

第12室 隠された問題(射手です)

 

1 第5室に太陽と月のコンジャクションがあり、子供運はよいといわれています。

 

2 第4室に水星と金星のコンジャクションがあります。知的思考が強く、芸術にも関心があります。

 

3 第1室に土星と木星のコンジャクションがあります。誠実な人柄で世間の信用を得やすく経済・財政の面での活躍が期待できます。

 

4 水星が第4室にあり、住居が転々とします。金星が第4室にあり、不動産や住居の取得には幸運があります。

 

5 第3宮に火星があり、情熱的ですが闘争的な性格です。

 

6 第8宮に天王星があり、常識的ではない結婚生活を営みます。

 

7 第9宮に海王星があり、異常に鋭い感受性、直観力、超能力、霊感などがあります。

 

8 第11宮に冥王星があり、永続性の薄い友情運です。

 

よく当たっています。

 

ハウスと12星座、主要10惑星ぐらい知っていれば、読むのは、それほど難しくありません。

 

小惑星やドラゴンヘッド、アラビックパーツなどは使っていません。また、ボイドも重視していません。

 

西星占術は、ASC、DSC、MC、ICが基本だと思っていますので、1室、4室、7室、10室のアンギュラーを中心に見ます。

 

ハウス分割に、いろいろは方法がありますが、トロピカル方式のMCが10室がに来る分割で、見るのがよく、10惑星だけで純粋に見るのがよいと考えています。

 

インターセプトやミューチアル・レセプション、コンバスト、順行と逆行、アスペクトも単純に、コンジャクション、オポジション、セクスタイル(セキステル)、スクエア、トリン(トライン)の5つをしっかり覚えるのがよいと思います。

 

西星占術は、占いが的中するかどうかよりも、その世界観が独特な点が興味深く、地球を中心にして宇宙が回っているという発想は非凡です。

 

ホロスコープのハウス左回りの理由は、ホロスコープの世界は、地球は絶対に動かない。

世界は地球を中心に回っているという考え方が根底にあるものです。これは変な考えですが、古代人のシンプルな常識としてはよく理解できます。

 

そうすると空の方が動くことになります。実際には、地球は左回りに回転していますので地球が静止しているとすれば、空が右回りに回転していることになります。

西洋占星術については知っていることは、このくらいなのでアマチュアの域を出ない感じです。