実録:未破裂脳動脈瘤、破裂しました。
はじめまして、病気になり色々な方のブログを検索し、情報や安心を貰っています。文字打ちのリハビリも兼ねて自分でも少しだけ書いてみる事にしました。アメブロ初心者ゆえ、至らぬ点が多いかと思いますがよろしくお願いします。題の通りですが、私には元々未破裂脳動脈瘤がありました。診断は約1年前。30年以上の住宅ローンを抱え、家を建てて4か月目での診断でした。(何も無いと思って受診したから内心そりゃーショックでした・・・)でも、血圧は低め、家族・親族に脳卒中はいない。運動は嫌いだけど、仕事で体を動かしているし、まだアラフォーだし。自分は大丈夫 根拠なく信じていたある日の出来事でした。寒い場所から帰ってきて、早々に熱めのお風呂へIN「はあ~~~!!気持ちいい!!!」―――と思ったのは、多分ほんの束の間・・ ・・・あ、あれ?頭がなんかおかしい。『でゅわん、でゅわん、でゅわん』・・←表現が難しいけど、拍動性のこんな痛みと全体的に締め付けられるような感覚。ちなみに私のそれは、後から考えても、いわゆる『ハンマーで殴られた痛み』ではありませんでした。多分人によって状況によって違うのでしょう。とは言え、今まで味わったどんな頭痛とも違い、段々沸いてくる危機感。・・その間も襲ってくる頭痛。この時、まだ体はお風呂に浸かったままです。(体は熱々頭は地獄 )痛い・・おかしい・・痛い・・なんで・・と。とりあえず、お風呂出ないとやばい気がする。 幸い、この時家に人(Sさんとします)がいたのです。これが本当に良かった。記憶が曖昧ですが、お風呂の呼び出しボタンを押したのだと思う。「どうした~?」と様子見に来たSさんに、「なんか、頭、痛い・・・」と項垂れて訴えた私。多分いつになく切迫した表情をしていたと思います。異変を察知したSさんが、「大丈夫?!・・と、とりあえず風呂出よう!」と言ってくれて、裸のままの私をリビングまで支えながら連れて行ってくれました。この時まだ私は自分の足で歩けていましたが、リビングの絨毯を見て一気に気が抜け、そのまま倒れ込みました 。もう痛すぎて目は開けられず、頭を押さえて呻くだけ 。Sさんが横でオロオロしつつも「救急車呼ぶからね! 」と叫ぶのを聞いて、返事をするのもままならない状態でした。正直この時、思ったのは、「頭痛くらいで救急車呼んだら迷惑なんじゃ・・?ああどうしよう。」状況判断としてはSさんが大正解だったのですが、もし私一人で倒れていたら、自分でそう考えて手遅れになっていたのではないかと思います。本当にゾッとします。救急車が来るまでの間、耳に聞こえて来たのは、Sさんが恐らく私の携帯で実家の親に連絡する声。それから、吐き気を催した私の顔に袋か何かを当ててくれたような気がします。ピーポーピーポー と音が聞こえてくるまでの間に、「あ、そうだ、パンツ、何か着なきゃ!服着るよ!」と服も着せてもらいました。(意識不明一歩手前くらいで曖昧ですが)やがて救急車が住宅街に近づき、私はあまりの騒音に、「やばい・・やばい・・ご近所さんに迷惑が・・」「一体何事かと思われるじゃん・・」「やばい・・うるさくてすみません・・すみません・・!」正直そればっか考えていました(笑)バタバタと救急隊が家の中に入ってきて、ストレッチャーらしきものに乗せられ、玄関を出たのが分かりました。極寒の空気が襲ってきて、実質風呂上りの私には頭痛と同じ位の苦痛が。その時感じた「寒い」という感覚は、何故かしばらく後を引いて、入院中の私はすっかり寒がりガールに変身し、病棟の電気毛布を借り続けたのでした。――やがて救急車は住宅街を出発 。救急車の中では、意識レベルの確認や発症時の状況確認をされていた気がします。痛くて痛くて意識を失いそうな中、辛うじて返事をしつつ、病院に到着するまで飛び飛びですが意識がありました。頭痛の原因は不明でしたが、自分に脳動脈瘤がある事を伝えなくてはいけないと気付いた私は、救急隊員に「脳動脈瘤、ある・・」と必死に訴えました。「え?脳動脈瘤あるの?どこの血管の脳動脈瘤?」「・・・・。」・・あ、やべ・・どこだっけ・・ 。中大脳動脈だった気がする・・。言ったのと違ってて変なとこいじられたらどうしよう・・(そんなわけない)はっきり言ってうろ覚えでした(笑)言っといて答えられず、私はこんな緊急事態で意識不明を装う事にし、実際そのまま意識を手放したのでした。次に目を覚ましたのはICU。病名は、くも膜下出血意識不明の間に、私は開頭手術を終えていました。