秋の味覚が楽しい季節となりました。
季節感ある日常生活を楽しむことは
大人の心も、子どもの心も豊かにします。
 
今、ここでしか経験できない日常に
感謝しながら
意識を向けていきたいものですドキドキ
 
 
さて、子育てとは切っても切り離せないテーマの一つに
「子どものやる気」があります。むかっ
 
 

 

「あなたはやる気がないむかっ」と

お子さんに言ってしまった経験のある方は多いと思いますが、

(もちろん私もその一人)

子どものやる気があるか否かは

実際には本人でなければわからないため、

 

今の私は

「やる気がない」改め

「やる気がないと見える状況」と表現しています。

 

言葉を変えるだけでも、

伝わり方は変わります。

 

 

さて、その「やる気がないと見える状況」への対処ですが…、

「やる気を出しなさい!」としつこく詰め寄るのは、

もっともタブーなやり方です。

 

・自分が疲れる

・子どもが自分を否定的に見るようになる

・前向な気持ちがなくなる

・親子の関係性が悪くなる

 ………etc,

 

 

感情任せでついつい言ってしまう一言ですが、

よく考えてみると、何もいいことはありませんあせる

 

イラっとした気持ちは深呼吸で抑えて、

「環境」に意識を向けるのがおすすめアップ

 

そもそも「やる気」というものは、

自分でしか高めることはできないのですが、

環境によって人の気持ちは変わります。

ですから、本人の気持ちを高めていくために、

周囲の環境を変えていく…

これが、子どものやる気を高めるための

正しい関わり方ということになります。

 

 

周囲の環境には

・物的環境

・人的環境

があります。

 

物的環境とは、子どもを取り巻く物理的環境のこと。

取り組みやすくなるように、

やりたくないことへのハードルを下げる。

そんな工夫をしていくことが、

物的環境を整えるということです。

 

例えば

・朝起きてから取り組むプリントを夜の間に準備しておく、

・3日間朝学習を続けることができたら、時間ゲームができるというルールを作る、

これだけでも勉強はしやすくなりますよね。

 

家庭の環境を担っている親には

子ども目線になって環境を見直してみる…

このような工夫は必要かもしれません。

 

 

また、人的環境とは、周囲の「人」が作り出す環境のこと。

 

具体的には、親から子どもへの言葉かけや関わり方が

人的環境ということです。

 

どういった言葉を利用するかに意識を向ける、、、

 

例えばこれだけでも

子どものやる気は変わってくるものです。

 

・効果的な質問で、ぐちゃぐちゃになった思考を整理する

・未来を予想する質問で未来をイメージする

こんな経験で子どもの心は瞬時に変わったりするものです。

 

 

参考までに質問の例を挙げますね。

 

【思考の整理に役立つ質問】

・一番大切なことは何かな?

・一言で言ってみてくれる?

・3つ重要なことを教えて!

 

【未来を予想する質問】

・今年が終わる時に、どんな気分でいたい?

・◯年生の間に絶対にやっておくことは?

・もしも〇〇ができたら、どんな気持ちになる?

 

 

 

やる気がないと見える状況が気になる場合には

人的環境である「子どもへの言葉かけ」に

意識を向けてみることがおすすめです。

 

 

言い換えれば、

子どものやる気を出すことは親にはできませんが、

子どもへの声かけを変えることで

子どもの気持ちが変わり

結果、前向な気持ちとともにやる気が高まってくることもあるということです。

 

声かけのポイントとしては、

 

     目の前の子どもをしっかり見て、

     この子は今どのような状況なのだろうと子どもの心を推測して、

     共感的に関わっていく…。


 

子どもの気持ちを代弁し、

「わかっているよ」というメッセージを伝え、

その上で、

あなたならどんなことができるだろう…

このように関わっていく姿勢は

子どものやる気を育てるために役立ちますドキドキ

 

「とにかく勉強をしなさい!」と関わる前に、

子どもの心に寄り添い、

共に未来をイメージすることで、

子どもの中には安心・自信が生まれます。

 

「やること」の提示は、

子どもの心が整ってからがいいでしょう音譜

 

そして、もう一つの声かけのポイントは

 

原因追求ではなく

・解決法を探る声掛けを意識すること

 

 

今の気分が落ち込んでいる状況はどこからきたのか、、、

その原因を探ることも大切ですが

原因がわかったところで、解決できないことも多々ありますあせる

 

また、自分と向き合いよくない経験を探っていく行為は

精神的に大きな負担となります汗

 

それなら、まずは気持ちを上向きにすることからはじめてみよう!で、

これからどうしていこうか、

あなたの強みは何だろうか、、、と

未来の話をしてみては、と思うのです。


 

「やる気がないと見える状況」には

「〇〇をすれば上手くいく」という

一元的なものの見方をすることはできませんが、

子どもの力を信じて

子どもをエンパワメントする行為は、

子どもの前向きな気持ちを高め、

子どものやる気につながります。

 

まずは、今ある人的環境、物的環境双方を見つめ、

改善できることがあれば、是非修正をしてみてください。

 

私たち大人は、変化に対して抵抗感を感じる傾向がありますが、

子どもの成長に合わせて

周囲の環境を変えていくことも大切ですよねドキドキ

 

 

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