オルコエトーの「置き場」 -19ページ目

【アツくさ注意!これまでの経緯と気持ち】

 

いよいよ明日でございます!

もうーええわいやかまっしゃい!となっていると存じますが、

安心してください!今日で宣伝は終わりです!

 

ニュイ・ブランシュ…

 

そう、一度覚えたら口に出したくなる単語世界5位の、

 

ニュイ…ブランシュです。(オマエだけやろ)

 

 

何を隠そう、

私は去年知りました(←!!)

 

 

そんな私の無知ぶりはさておき、

ずっと漫画ミュージアムでのマチデコインターナショナルの噂は知っており、

(マチデコ=プロジェクションマッピング)

 

昨年ニュイブランシュの一環として行われたものを見に行きました。

芝に座って見るプロジェクションマッピングというのが、

ありそうでない感じ。

でも、私の目指すスタイルだなあと思いました。

 

 

プロジェクションマッピングって、

 

多くの人と共感し、

気軽に声を出してリアクションできる。

ライブと演劇の中間って感じがします。

 

映画館だと、こんな気軽にリアクションは取れないですもんね!

 

作り手としても、

リアクションをダイレクトに感じることができるのは、

最高にエキサイティングな気分になれます。

映像に携わるすべての人に体験してほしいくらい。

 

 

老いも若きも平等に、

無料で気軽に楽しめる、

もっとも垣根のないアート、

それこそがプロジェクションマッピングの良さだと思います。

 

プロジェクションマッピングは一般的に、

華やかで視覚的に楽しめるものを期待して、

みなさん来られるのだと思います。

 

そこにストーリー性を持たせたいというのは、

もともと芝居作りからスタートした、

私のエゴだということも理解しております。

 

なるべく双方歩み寄れるものを目指して、

亀の歩みのごとくやってきました。

 

キッカケは、2013年に始まった、

【岡崎ときあかりアワード】

それまで3Dなど触ったこともないに等しい状態でしたが、

ワークショップで無料でプロジェクションマッピングを学べるのならと、

気軽に参加したことが始まりでした。

 

それから3年間、岡崎ときあかりに出品し、

2014年は植彌加藤造園賞をいただき、

2015年には、最優秀賞・ロームシアター京都賞をいただきました。

 

そして、今回のニュイブランシュ・マチデコインターナショナルは、その経緯があり招待していただけることになりました。

 

 

…だから、

よくよく考えれば、2012年からの集大成のようなものなんですよね。

 

 

これで、第一部完結…という感じでしょうか!

 

 

プロジェクションマッピングのプの字も知らないような2012年の作品から、

へたくそなりにストーリー物を作っておりました。

たぶん、それが私のポリシーのようなものなのでしょう。

 

 

…だめだ!語りだしたら止まらなくなってきた!

 

 

 

私は高校のころから、

バンドと芝居が一体になった、

とある舞台を実現する夢を持っておりました。

 

2004年に色々な人たちの大きな助けのおかげで、

その舞台を現実のものとすることができました。

そして、4年後には再演も果たしました。

 

この舞台のことは、いまだに色々な方に言っていただけて、

うれしい限りです。

今考えればつたない部分は多いですが、

そのことしか考えて生きてこなかったので、

はっきり言って目標を失ってしまい、

その後はまるで「余生」みたいな感覚で生きておりました。

 

しかし、多くの方が、

私のへんてこな能力を無駄にしてはならぬ!と、

手を差し伸べてくださり、

色々な事を経験させていただきました。

映像、エンタメ、演出、シナリオ…

 

 

”何か一つに絞らなきゃいけない。”

 

と、ずっともがき堂々巡りをしてきましたが、

エエ年こいて、いまだに一つのことに絞ることができず、

「これだけやって決められないのなら、一つのことに絞らなくてもいいや」

 

と、自分なりに答えは出ました。

 

 

 

しかし、

気づきました。

「プロジェクションマッピングほど、

自分の欲を満たしてくれるものはないのではないか」と…。

どうやら、やっと私は腰を据えてやっていくものを見つけたようです。

改めて、しっかりとやっていく決意をいたしました。

 

 

とはいえ、

表向きには今までとやっていることは変わらないとは思いますが(笑)

 

今回お誘いいただいたことは、

自分の中で大きなきっかけになったと思います。

岡崎ときあかりに育てていただいたようなものなので、

いつか恩返しができれば…と思っております。

 

 

プロジェクションマッピングがしたい!

と思っても、屋外で行うのはなかなか大変です。

公共の場ともなれば、

導線の確保や安全管理など、

様々な労力が必要となり、滅多にできないというのが現実です。

(昨年の天保山で思い知りました(-_-;))

 

 

ですので、

このような機会がいただけることは、

最高の幸福です!

 

 

昨年みていて「ここでできたら…」と夢見ていたので、

お話をいただいた時には感動もひとしおでした。

 

 

それゆえに、

あれこれ考えすぎてしまい、

完成するのに時間を要してしまいました…!

 

出来の良し悪しはさておき、

自分にとって、

意味のあるものはできたのではないかと思います。

新たな一歩を見ていただければと思います。

 

いまだかつて、こんなに小刻みに天気予報をチェックしたことがあっただろうか…

 

ずっとさえない予報ではありますが、

荒天にはならなさそうなので、

冷え対策をしてお越しくださいましっ

 

 

展開が早いので、

写真に収めるのは難しいかもしれません。

「意味わからん!」という部分は、

上映後に質問受け付けます(笑)

 

また制作に関する経緯も公開できればと思っております(主に珍事)

 

 

あっ、インタビューあるんだった!

な、なにしゃべろう…(笑)

 

 

 

 

 

「FIND THE LIGHT/INTO THE LIGHT」

 

 

 

 

10月1日(土)18:00~(作品は19:25ごろ)

ニュイブランシュKYOTO2016

京都国際マンガミュージアム

入場無料

 

 

 

 

ニュイブランシュ詳細は↓

http://www.nuitblanche.jp/

 

こちらにはプロフィールも掲載していただいております↓ http://www.artcomplex.net/machideco/

10月1日(土)18:00-22:00(作品照射は19時すぎごろ)
ニュイブランシュKYOTO2016

京都国際マンガミュージアムにて、
江藤ごなおのプロジェクションマッピング作品を発表させていただけることになりました!

 

 

 

「FIND THE LIGHT/INTO THE LIGHT」

 

 


テーマは輪廻転生?!
裏テーマは…


他にも、映像とコラボしたライブ演奏、
過去の作品アーカイブなどもあり、
時間いっぱい楽しめます!

人工芝の上に座って、
ゆったりとみるプロジェクションマッピングは、
まるで家のリビングでTVを見ているかのようなリラックス気分になれます。

 

 

 

10月1日(土)
ニュイブランシュKYOTO2016
京都国際マンガミュージアム
入場無料


ニュイブランシュ詳細は↓
http://www.nuitblanche.jp/

 

 

こちらにはプロフィールも掲載していただいております↓
http://www.artcomplex.net/machideco/

 

 

 

 

☆ニュイブランシュとは?
パリ市が毎秋行う一夜限りの現代アートの祭典です。
パリの姉妹都市・京都では、今年も日仏の現代アートを楽しめる「ニュイ・ブランシュ KYOTO」を市内各所で開催。パフォーマンスや展示、プロジェクション・マッピングなど、多彩なプログラムを夜間、無料でご覧いただけます。

今日は、素晴らしい友人をご紹介したいと思います。


大昔に私は、地元のとある劇団に入りました。
大阪の劇団のように、横のつながりなどはほぼなく、
独自のセンスを磨いてきた劇団で、
のちに独立して大阪でお芝居をし始めてから、
どえらい劇団だったのだなあ、と、後になって、その劇団のレベルの高さを思い知ったものでした。



唯一、その劇団にも、仲良しの劇団がありまして、
それが葛城市民劇団「くすのき」さんでした。
こちらも独自の素晴らしい世界観を持つ劇団で、
…都会の劇団ばかりが優れているわけではないってことを声を大にして言いたい。


あ、それはさておき、

お互いの劇団で、客演しあったりしていたのですが、
そこで、劇団くすのきさんから、客演で来ていた女性が、

【こばしりかよこ】さんでした。

美しくてかっこいい、舞台映えする女優さんでした。
しかし、中身は全然気取っておらず。。。


おちゃめで、優しくて、
お下劣な下ネタをかましたり、
貪欲にボケを狙うタイプの人でした。


外見はものすっごく若いですが、
実はお孫さんがいたりする大人。
しかし、内面もとてもピュアで若々しく、
人懐っこくてかわいい!誰からも愛される人。

しかも現役のバンギャで、
東京までビジュ系バンドのライブ遠征したりするほどで、
そのパワフルさにいつも驚かされていました。

年齢も離れているので、
普通ならば委縮してしまうところですが、
年の差をまったく感じさせない優しさと柔軟さ。
それを感じていたのは私だけではないと思います。


でも、しっかり母でもある。(おばあちゃんでもある)
本当にエイジレスな女性。


当時、今よりも輪をかけて超絶人見知りだった私ですが、
彼女とは、会った瞬間に意気投合。
センスや好きなモノが非常に似通っており、
空き時間はずっと面倒見てもらっていました。

好きな男性の外見のタイプが同じだったりとか(笑)

容姿も似ていると言われる事が多く、
姉妹のようだと言っていただけることも多かったです。
(全然彼女のほうが美人ですが、まあ、色モノ的にかな(笑))


まだ私も劇団に入って間もなく、心細かったのですが、
彼女がパイプ役となってくれたから、
自分を出すことが出来たと思います。

その後、劇団くすのきさんに数回客演させていただきましたが、
人見知り大発生していた私が、
思い切ってボケまくれたのも、
やはり、かよこさんのおかげでした。
またもや彼女が、パイプ役となってくれたのでした。

かよこさんは、私の全てをいつもべた褒めしてくれて、
その優しさのおかげで、色々調子に乗れたのだと思います(笑)
こんなに気持ちの良い人は、そうそう居ないと思います。


空き時間は、ずーっと二人でうだうだしゃべっていたなあ。
それも、個人的には、くすのきさんでの楽しみの一つでした。


家も遠いので、
このような機会に会うくらいでしたが、
本当に気を許せる友人でした。

芝居の外側ではずっとつるんでいるのに、
なぜか舞台上で絡む役になることがなく、

「いつか舞台上で絡みたいなあ」

と、合言葉のように言っていました。

でも、たぶんキャラがかぶりすぎてて、
上手く行かないのでしょうね(笑)


彼女が大病を患っているということを人づてに聞いたのは、
2年8ヶ月前くらいかな。


全く受け止められませんでした。


は~何言ってんの!
病気と真逆の人やんけ!
という気持ちでした。
こんなに影の見当たらない人も珍しいと思っていたから。


いつも元気でアクティブで、
みんなを笑わせて、可愛くておちゃめで、
妬みやそねみとは一切無縁の、優しい優しい人。
そんな人が、なんで。
ほんとに。1番程遠い人だよ。


しかし、
既に相当深刻だったはずですが、
彼女のパワフルさは、
衰えるどころかさらに強力になり、

好きなバンドのライブには、酸素ボンベを引きずり参戦。
あいかわらず現役ばりばりのバンギャでしたし、

のど自慢に出たり、

昨年などはくすのきの舞台に立っており、
見た時はたいそうたまげたものでした。

相変わらずお下劣ネタも言うし(笑)
病気前と一切変わりませんでした。
弱々しさを感じることも全くなかった。

ウイッグも、金髪を選んだりね。
オシャレにも手を抜かなかった。

SNSでも時々絡ませていただきましたが、
私の知りうる範囲では、
一度も弱音を吐いたり諦めるようなことはなかった。

相当辛くて、
相当苦しかったはずなのに。

彼女のSNSチェックしたり、娘さんのエントリーに現れるかよこさんを見て、
良かった、元気そう。
とホッとしたりもしていましたが、

本当は彼女のつらい現実を直視するのが怖くて耐えられなかったから、
そう思いたかったし、

彼女のサービス精神から、そう思わせないようにしていたんだろうな、
という思いがあり、

同じ気持だった人が何人かいて、救われた気がしました。


数日前、SNSに彼女が病室の写真をアップしているのを見かけて、
お見舞いに伺おうと思っていた矢先、

悲しい知らせを受けました。


受け入れられない気持ちと、
後悔と、
悲しさで。。。。


葬儀に参列して、
現実を目にした時、
どうなってしまうのだろう?
と不安でした。

会場には生前の写真や、
問診票のファイルが展示されており、
自分が知らなかった、普段の明るい彼女からは想像がつかないほどの、
現実として戦ってきた記録がそこにはありました。


しかし、いざ懐かしい面々に会い、
向き合ってみると、
悲しい思いよりも、
彼女の面白い思い出ばかりが蘇りました。


きっと彼女は、
今もここにいて、
みんなを笑わせようと、お下劣ギャグをかましているにちがいない。


彼女ならば、アレを使って、
ああボケるだろう。


と、想像していたら、
悲しみだけではなく、
温かい気持ちがこみ上げてきたのでした。


おそらくまだ、受け入れきれていないのだと思いますが。

花に囲まれて安らかに眠る顔をみても。

「うそうそ~♪びっくりした~?」

とひょっこりいつか現れそうだし。

「闘病」とか「病と戦う」と言うけれど、
どんなに苦しくとも諦めず、
人生を楽しむことをやめなかった彼女は、
病に勝ったと言って良いのではないだろうか。


こんなん、ボロ勝ちですよ。

生き切った、こんな強い人を私は知らない。





会場が駅から遠いため、
私の家からなら自転車で行ったほうが便利だろうと、
チャリで20分くらいかけて行く気満々でした。

しかし、予報に反して、
朝から大雨!
これは自転車で行くのは無理。タクシーかなと思っていたところ、
元劇団の先輩の車に便乗させていただけたのですが、

そこで、自分が場所をかなり勘違いしていたことに気づきました。
自転車で行ってたら迷って辿りつけなかったかも。

出棺の時には、大雨が嘘のようにピーカン。

「かよちゃんが止めてくれたんやで~!」


と、皆に云われました。
ほんまに優しい、こばままらしい。
自分が主役の大事な舞台なのにゴメンね。
出会ってから今まで、お世話になりっぱなし。
ほんまにありがとう。


こんなに優しくて、強い人には私はどう頑張ってもなれないけれど、
こんな素晴らしい女性がいたことをお守りのように胸に持って生きていきます。


どんな時でも笑いを忘れず。



※写真は、当時の劇団で撮った写真データを、
年賀状に使わせてもらったもの。

向かって左端がかよこさん、右端がわたし。