劇団くすのきさんの「13と魔法の夜」を見てきました!
毎年唯一観劇させていただいている劇団くすのきさん(去年は行けなかったケド…)
親子で出演している方も何組かいるという、ちょっぴり変わった構成の劇団さんです。
今回は新たに、劇団員のおチビさん二人がデビューしました。
天真爛漫で元気いっぱいの凪ちゃん。
ナチュラルでぐっとくるお芝居をする健志くん。
すごいなあほんま。将来有望。
私がこれくらいの歳の時は、
真っ直ぐ歩けていたかすら危ういで…
この「13と魔法の夜」は、アレックス・シアラーの原作。
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13ヵ月と13週と13日と満月の夜
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たしか過去に何作かアレックス・シアラーの作品をやっていたよね。
この単にお気楽主義ではないファンタジーが、劇団くすのきの雰囲気が非常にマッチしてる!
「13と魔法の夜」は、
人間に恨みを持つ魔女の姉妹に身体を奪われて
老婆の姿になってしまった少女たちが、
協力して自分の体を取り戻す、
というストーリーでした。
入れ替わりがあるので少しややこしい設定なのですが、
分かりやすく説明したりする演出があったので、
お子さんでも分かりやすかったんじゃないかと思います。
プロジェクションマッピングでさらに具体的に表現されているので、
夢中になっているうちに、最後まであっという間でした。
毎年ホールがほぼ満員になります。すごいよねえ。
セットのモチーフを利用しての演出は、
毎回恒例なのですが、
ほんと…市民劇団でこんなにクールな演出するところはないと思う(笑)
おばあさんに見えても、
もしかしたら12歳の少女なのかもしれません。
というセリフが最後にあったけど、
そういえば私のおばあちゃんも、
晩年少女に戻っていました。
すごく意地悪で愛想のない人でしたが、
急にとっても陽気になって、
頭の中で毎日
野球拳をしていたみたいです。
もしかしたら、
12歳の少女と入れ替わっていたのかもしれませんね!
ただボケただけだと思うけど。
それはさておき、
テンポの良さが心地よくて、
ひいき目なしにとっても素晴らしかったです♪
あとね、
私も数年前に何回か客演させていただいたのですが、
「あなたのような面白い事をしてくれる人が必要」
と、いまだに言ってくれるのですが、(社交辞令かもですが)
今回みんなお笑い方面に攻めてたよね?
まさかの団長のみうなちゃんまでのっけからボケてたし。
どうしちゃったの!?何があったんや!?(笑)
というか、みうなちゃんって私よりお姉さんのはずなんですけど、
いまだに少女のままなんですけどいつ成人するんですか?
なによりあなたが一番の魔女です!
市の催しものってなかなかアウェイでボケにくいと思うのですが、
みなさんの勇気に完敗です。
改めて私はもう必要ないと思いました(笑)
いやほんとに…
初めて劇団くすのきさんに客演させていただいたときは、
カルチャーショックを受けました。
いくつか劇団さんに客演させてもらったりしてきたけど、
劇団ってやはり、色々余裕なかったり、焦っていたり、
少なからず悲壮感漂ってたりするような気がするんですよ…
後ろ暗い感じというか。
それが逆にパワーになったりもすると思うんですけど。
客演するにしても「みんな仲良く」ではないし。
やっぱりどこかで自分が一番になりたいという欲はあると思う。
でも、劇団くすのきさんにはそういうのが全くないんですよね。
本番のケータリング、
大人たちがそれぞれおかず作って持ち寄ったりね。
なんかこう、ピクニックでも行くようなリラックスした感じ。
本番やそれ付近って、
空気がバシバシに張りつめてるもんなんですけど、
そういうのがなくて、ほんとビックリしました。
だからと言ってお芝居に手を抜いているわけではなく、
真剣に真っ直ぐ向き合って、涙涙の稽古場だったりするのですが。
団長のみうなちゃんの人柄も大きいと思うけど、
何組か家族が集まっているので、自然とそういう感じになるのかもしれません。
楽屋も何人か赤ちゃんがゴロゴロしてたりするし(笑)
そんなホンワカしたところに、
evkkの外輪さんの、
のっぴきならない、演出が加わるので、
まるで、
桜餅に暴君ハバネロ練り込まれたような感じになります。
ただの仲良し市民劇団だと思って見に行ったら、
ちょっとビックリすると思います。
実際、お芝居終わってからあちこちで、
「クオリティ高いやん!」「良かったよね!」
と、驚いた感じの感想が聞こえてきました。
劇団くすのきさんの団員の3分の1くらいは未成年だったりするのですが、
子供の1年は早い!
この間まで幼女だったのに、
急に綺麗なお姉さんになってたりするから、
おばちゃんビックリです。
そしてその美少女が、結婚して子供を生み、
その子がまた女優として舞台デビューするから、
おばちゃん戸惑います。
そして大人たちはそれに反して全然老けないので
私は皆さんの事、
くすのき族という、人類とは違う種族だと思ってます。
しかもみんなほんとーーーに、
心が清らかであり、
もう客演してから5年も経っているのに、
いまだに見に行くと親しくしてくれます。
でもね、見に行くたびに、
「ああ、なんて自分の心は汚れてるんだ!」と再確認してしまうんです(笑)
なんでこんなに妬み嫉み・欲であふれかえっているのだと…
(今回の芝居でも、一人を養女にしたのに、簡単にもう一人引き取ってしまったのを見て「へぇ経済的に余裕あんねんな~」と考えてしまった私の心は汚れている)
ホラ…よく見たら目が笑ってないだろ?こわいよね心の闇って…
そして、
「明日からは私も優しくなろうかな」
と、思ったりする、
劇団くすのきは私にとって、
年に一度の心のスス落としみたいな、
そんな感じなのです。(翌日にはまた欲にまみれるけど)
私はあんまりお芝居とか見に行く方でもないのですが、
くすのきさんだけは観に行ってしまう理由はこういうとこにあるのかもしれません。
観に行くと心があらわれるというか…
こんな劇団なので、
毎年カーテンコールでは、出演者は涙するし、
見てる方も泣きます。
最後の客演の翌年くらいだったかな?
仕事の都合か何かでその時は出演せず、
私の隣で見ていた劇団員の佳代子さんが、
カーテンコールでは大号泣してました。
一番近くで古くからみんなの成長を見ているので、
余計に泣けちゃうんでしょうね。
本当に心優しい人だなあと、
いつも劇団くすのきさんを観に行くとその情景を思い出してしまうのです。
今回も絶対に見て号泣してたでしょうねえ。
さて、今回もこっそりのぞいてくれてるんでしょうか?(笑)
お疲れさまでした!
挨拶できなかった方ごめんなさい。
あと、私1年空くと一回一回人見知りしてまうので、
愛想なくてごめんね!!








