衛藤 征士郎ブログ Powered by Ameba
  「九州国会議員の会」の会長として、先の九州地方豪雨災害を「激甚災害」へと早期指定すべく党災害対策本部と共に対応を行ってきました。先に農地災害に対する激甚災害指定がなされましたし公共土木災害についても被害額が甚大であることから激甚災害指定が行われることが決まりました。
 先の集中豪雨災害では、鉄道にも甚大な被害が出ておりJR久大本線・豊肥線両線では橋梁橋脚沈下、築堤崩壊、土砂崩壊、道床流出、トンネル陥没、軌道流出等その数138箇所に及びます。現在、両線は運休区間がありバス代行で急場を凌いでいます。そんな中今月27日頃JR久大本線の復旧が完了し28日から運転再開との朗報がもたらされましたが、一方JR豊肥線は、平成2年に続く甚大な被害が再び襲いその復旧には15か月を要すると試算されています。
 早期復旧の願いを込めこの両線に関係する大分・福岡・熊本3県選出衆参両院議員が緊急に集まりJR九州より被害状況を聴取し国土交通省、林野庁等の省庁担当者に参集頂き早期復旧へ向け鉄道災害復旧事業費の助成を弾力的に行うべく取り組みを急ぐよう要請しました。現在夏の観光シーズンであり両線の不通によるダメージは大きく地元観光業への影響を最小限に抑える意味からも早期の全線開通が求められます。
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