知財検定は業務に関する知識習得として勉強してますが
なぜかっていうと、仕入先さんによる商標権の不正利用が
結構あるからなんですね。
中国はキャラクターコピーなど知的財産権無視が有名ですけど
あんがい日本もあるんです。
たとえばエコサート(ECOCERT)。
これはフランスの有機認定機関なのですが、
農産物の有機認定から手を広げて
独自にオーガニック化粧品の基準を設けて認証を行っています。
で、こちらの機関は日本にも子会社があり、
もちろんエコサートマークを商標登録しています。
エコサート基準でつくった化粧品とエコサートが認証したものでない限り
このマークは使っちゃダメだよって言ってます。
当たり前のことです。
でも、エコサートというのは上述の通り元は農産物の
オーガニック認定機関ですから、
化粧品のオーガニック原材料にもオーガニックであるという証明書を
発行しているんですね。
この原料にエコサートの認定があるからということで
国内の化粧品メーカーさん(というより化粧品企画屋さん)が
エコサート原料使用といって堂々とエコサートのマークを広告に
使用したりしているのです。
もちろん商標権者であるエコサートの了解を得ずにです。
うちの会社にもこのマークを使用しようとしている企画段階の商品が
何件も紹介されました。
もちろん、エコサート社に確認取ってますか?って聞くと確認取ってなくて
マーク使用を中止するんですけど。
こんなもんなんです。現実の現場というのは。
コンプライアンス(法律遵守)という意識はかなり低め、
というより業務知識として知っていないというのが現状です。
実際、エコサート社の認証を取ってないのに
そのマークがついている商品が某ドラッグさんの店頭にあるのを
みたことがあります。
つまり、
本当にエコサートの基準を通ったオーガニックの化粧品と
そのマークが不正利用された化粧品が市場には混在しているんですね。
化粧品はオーガニックだから安全とかそういう種類のものではないと
個人的には思っていますが、オーガニックばやりの昨今、
興味ある方は騙されないように気をつけられた方がよいかもです。