グーグル人工知能AI)アシスタント「Gemini(ジェミニ)」中国語版が、中国の人権問題や市民の抗議デモに関する質問には沈黙を貫く一方で、中国共産党のプロパガンダをなぞるような回答を行なっていると、米政府系メディアが報じた。

 

グーグルは昨年末、40以上の言語に対応する大規模言語モデル「ジェミニ」を発表したが、中国では使用がブロックされている。同社は2010年、検閲要求をめぐる対立から中国市場から撤退していた。

 

大紀元記者はジェミニ中国語版で、中国共産党が事実上検閲対象としている「敏感キーワード(習近平、台湾、香港など)」を入力し、回答を求めた。その結果、ジェミニは「私はその課題について学習中だ。そのかわりグーグルで検索することができる」と明確な回答を避けた。


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