【ワシントンDC】— 消費者金融保護局(CFPB)は6月4日、金融業界に対し、顧客との契約に欺瞞的な条項を含めないよう警告する通知を発表した。CFPBは声明の中で、企業が消費者に合法的な権利や保護を放棄させるような契約条項を使用することを非難した。

 

CFPBは、「企業がこうした細則を利用して消費者を混乱させ、彼らの権利を放棄させようとしている」と述べている。また、こうした行為は《消費者金融保護法》に違反する可能性があると警告した。

 

特に、契約に契約不適合責任を免責する特約を追加し、訴訟から完全に免除されると主張する企業があるが、多くの州ではこうした免責条項を無効とする法律が既に制定されているという。また、軍人やその家族が法的な請求権を放棄することを要求するクレジット契約や、住宅所有者がその住宅に関わる仲裁や非司法手続きを強制される条項を含む抵当権契約も禁止されている。

 

【続き】

 

 

【関連記事】