北朝鮮、黄海に砲撃

 

北朝鮮の金正恩総書記が能登半島大地震について岸田総理にお見舞いの電報を送った。これに対して林芳正官房長官は「今回、能登半島地震による被害に対しては各国・地域からお見舞いのメッセージを受け取っている。日本政府として感謝している」と述べた。

 

だが、ここで終わりすればいいものを、これに続けて「金正恩委員長からのメッセージについても感謝の意を表したい」と述べたのである。この外交・安全保障感覚の欠如は、外務大臣を務めた人とは思えないほどで、唖然というより驚愕に値する。要するにどの国が日本の味方でどの国が日本の敵かの区別が出来ないのだ。

 

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鍛冶俊樹

軍事ジャーナリスト。大学卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、11年にわたり情報通信関係の将校として勤務。著作に「領土の常識」(角川新書)、「2023年 台湾封鎖」(宝島社、共著)など。 「鍛冶俊樹の公式ブログ(https://ameblo.jp/karasu0429/)」で情報発信も行う。

 

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