近年、メモリ機能を備えた製品がますます普及しています。 柔らかくて快適な形状記憶マットレス、お湯に浸すと変形しても魔法のように元に戻る形状記憶メガネ、携帯電話で写真を撮るためのオートフォーカス機能、更にはハイテクな翼の変形技術まで、どれもみな存在感があります。 しかし、記憶を持つ水について聞いたことがあるでしょうか?
DNA遠隔転送
2008年にノーベル医学賞を受賞したリュック・モンタニエ氏は、ウイルスのDNAを含む水溶液を理論上の「純水」状態まで高度に希釈した後もDNAの性質は残っており、別の純水サンプルに遠隔操作で移せることを発見しました。つまり、水には記憶があるだけでなく、特殊な機能があるということで、学術的には「DNAの量子テレポーテーション」と呼ばれています。
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