少し古いが、『AERA』に「日本人大学生よ、もっと頑張れ」と叱咤激励したくなる記事があった。
「新卒は「熱血アジア人」 日本企業の採用は中韓インドに殺到」と題する同記事(AERA2010年4月5日号)は、日本の大手企業がアジア人の新卒採用に力を入れている実態を報告するもので、インターネット総合サービスを展開する企業の担当者は、その理由をこう話す。
「もちろんグローバルに事業を展開したいという理由もありますが、もう一つの大きな理由は、外国人学生は日本人学生と目の輝きが全然違うこと。必死さや背負っているものに雲泥の差があると思います」
「雲泥の差」とは、非常に大きな隔たりがあることを言うが、「雲泥」という語は『後漢書』(5世紀)の次の話が語源だと言われる。
【続き】
【関連記事】