中共官僚は災害を救助せず、政治的な間違いを犯さないという考え 

 

大紀元の主筆である石山氏は、軍の問題だけでなく、近年の中共政府の集権的な施策により市民社会が抑圧されており、それが今回の災害救援にも影響しているとの見解を示している。
 
地方政府の許可がなければ、民間救援団体の活動や直接の物資配布は許されない。
 
2008年の汶川地震時には、中国の災害救援活動が最も活発であり、多様な民間組織やNGOが活動を展開していた。その中には、人権活動家の黄琦氏のように、被災地に物資を持ち込んで救援活動を行っている者もおり、この活動は大いに効果を上げていた。
 
しかし、その活動は中共政府にとって警鐘を鳴らすことにもなった。中共は、これらの活動者が災害を利用して情報を外部に流し、社会的影響を及ぼす可能性があると判断した。

 

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