「東洋大、大会新で圧巻の総合優勝!~箱根駅伝~」(Sports Communications、2012.1.3)

 

新春恒例の箱根駅伝で、東洋大が往路・復路ともに制して総合優勝を果たした。前回大会で早稲田大が樹立した記録を約8分も上回る10時間51分36秒という驚異的な速さで、2位以下をまったく寄せ付けない「圧巻」の総合優勝であったという。

 

「圧巻」の「圧」とは上から押えることで、「巻」とは答案用紙のこと。昔、中国の官吏登用試験・科挙において、審査官がもっとも優れた答案を重石のように一番上に置いたことから、書物の中で一番優れた詩文を「圧巻」と呼ぶようになった。それが後に、書物に限らず催し物や作品の中でもっとも優れた部分を指すようになったと言われる。次のような使い方が規範的と言えよう。

 

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