漢字の構成から見れば、音楽の「楽」の字の上に草冠をつければ、「薬」になる。つまり、楽は薬の前身である。古代の中国には「亦楽亦薬、楽先薬後」という言葉があり、音楽はすでに治療法として使われていた。

 

1968年、米国コラロド州のデンバー・ブルー学院(Temple Buell College)は、植物に対する音楽の影響について実験をした。

 

その結果、ヘビーメタル・ロックの音楽に対しては、植物は音源から遠ざかるように曲がるか、枯れてしまう場合があり、古典音楽を聞かせると、植物はスピーカに近づくように曲がり、インドの祈りの音楽を聞かせると、植物はお辞儀をするように茎部が60度、曲がることもある。

 

良い音楽は人間に安らぎを与え、人間の精神境地を高める効果がある。逆に悪い音楽は、人間の精神自粛力を弱め、道徳規範を破壊する行動を誘発する。

 

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