1475年3月6日夜8時頃、フィレンツェで一人の男の子が産まれました。赤ん坊の父ルドヴィーコ・ディ・レオナルド・ディ・ブオナローティ・シモーニは、この赤ん坊から、確かに凡人を超えた何かを感じ、その赤ん坊に「ミケランジェロ」(大天使ミカエルの名に由来)と名付けたのです。

 

幼い頃から、ミケランジェロは絵画に夢中で、まともに勉強しなかったため、良く父親に怒られていました。その後、ミケランジェロは絵を学んでいる友人と知り合い、そして、13歳の時、画家ドメニコ・ギルランダイオに弟子入りしました。

 

当時、ギルランダイオはフィレンツェの有名な画家でしたが、人々はミケランジェロの作品が師匠のギルランダイオと同レベルのものであることに驚き、ミケランジェロの才能は間もなくして世間に広まりました。

 

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