世界的なロック・ミュージシャンのデヴィッド・ボウイが10日、がんにより死去した。フェイスブックには、彼の死を惜しむ多くのファンからメッセージが寄せられた。あるカナダ人俳優が載せた写真には、ステージに立つボウイの姿と、その後ろで法輪功の理念「真善忍」の漢字3文字のステッカーが貼られたドラムで演奏するドラマーが写っていた。

 

このドラマーはスターリン・キャンベル(Sterling Campbell)。シンディ・ローパー、デュラン・デュランらと共に演奏した名ドラマーだ。1992年からボウイの専属ドラマーとして活躍している。

 

キャンベルは法輪功の修練者であると公言している。2002年には中国の天安門広場へ向い、法輪功の理念「真善忍」の横断幕を掲げて迫害停止を訴えた。しかし警察に30時間拘束され、暴行を受けた。これ以後も、中国の人権問題を訴える活動を続けている。

 

 

  ボウイの信念、専属ドラマーの友人が明かす

 

 

キャンベルの友人であるカナダの映画スター、マイケル・マホナン(Michael Mahonen)は、フェイスブックで写真とともに、キャンベルとボウイ、法輪功について明かした。

 

それによると、ボウイは、キャンベルが法輪功学習者であることや法輪功が中国で弾圧されていることを知っている。法輪功の理念「真善忍」の3文字をバスドラムに貼るのは、ボウイの提案だったという。

 

「ボウイは才能ある知的な人物だ。法輪功を支持することで、中国当局から圧力を受ける可能性を知っていながらも、ボウイは自分の信念を変えることはなかった」とマホナンは書いている。

 

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