ティカル遺跡神殿都市

 

ティカル遺跡の主な6つの神殿は広場を囲むようにして集中的に建てられており、周辺にはレリーフなどで装飾された遺跡群や石碑などが分布しています。いくつかの石造りの大通りがそれぞれの集合体を繋ぎ、神殿都市を形成し、そして、豊富な地下水脈が今でも都市内で使用する水を供給しています。

 

広場や神殿の下からは大量の墓が発掘され、110万以上もの工具や祭祀用の器、装飾品などの出土品や石碑が発見され、遺跡内の祭壇だけでも大小合わせて200か所あまりあります。

 

ピラミッドの南側にはセントラル・アクロポリスと呼ばれる住居地のような集合体があり、3、4階まであります。その南のほうには7つの神殿の広場があり、小さな神殿が広場を囲むようにして建てられています。

 

ティカル遺跡の中心部分の敷地面積は約17平方キロメートルあり、グラン・プラザをメイン部分とし、周囲の6つの主な大神殿は階段型ピラミッド構造となっており、その斜面は70度と険しい設計となっています。早期の探検家はそれぞれの神殿に数字をつけ、これらの険しい神殿はこの古代都市の主な建築物であるといいます。

 

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