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3. 中国共産党の変わらぬ邪悪な本質 

 

昨今、中国は目まぐるしい変化を遂げた。共産党も時代とともに変化したのではないかと考える人が少なくない。

 

それでは、「無神論と闘争の哲学を宣伝し、騙(だま)し、闘いと殺しなどの手段で伝統文化を破壊し、道徳を堕落させた」という視点から中国共産党の変化を検証してみよう。

 

1)政権奪取して最初の三十年とこの数十年来の、一貫したやり方

 

最初の三十年では、「路線至上」と宣伝し、社会主義路線や資本主義路線をやり玉に挙げ権力闘争を行っていた。ここ数十年、同様に党の指導権をめぐって密室で派閥闘争が繰り広げられている。

 

最初の三十年では、「革命に力を入れ、生産を向上させる」、「階級闘争は最高の特効薬」などのスローガンを掲げ、階級の敵をたくさん見つけた人ほど速く昇進するのだ。ここ数十年、経済で統治の合法性を維持し、GDP至上主義が横行した。幹部は出世と金儲(もう)けに明け暮れ、市民の生活や環境は犠牲になった。

 

最初の三十年では、「国民党という反動組織」、「野心を抱く米帝」への敵視意識を国民に植え付けた。この数十年、自由主義や西側の民主的理念、「真、善、忍」という普遍価値を敵視している。

 

最初の三十年では、「天と闘い、地と闘い」、「日も月も取り換える魂胆がある」とのスローガンのもと、自然改造を通じて環境破壊を働いてきた。ここ数十年、目先の利益を求めようと環境汚染、資源の浪費などの問題を一顧だにせず子孫の生活環境を脅かした。

 

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