中央アメリカの国ベリーズ:カラコルのカーナピラミッド

 

ベリーズの歴史において、マヤ文明は非常に重要な意味を持っています。マヤ文明は紀元前1500年頃から始まり、900年頃に没落しましたが、マヤ文明による影響はスペイン人が中央アメリカに侵入した15世紀まで続きました。

 

ベリーズには2つほど重要なマヤ遺跡があります。1つは南部のマヤ山地にある都市国家カラコル、そして、もう1つは、グアテマラ国境付近にあるシュナントゥニッチ(Xunantunich)遺跡です。

 

ベリーズにある遺跡はほとんどが早期古典時代のもので、紀元前1000年頃からマヤ人の生活の跡が見られます。カラコルはベリーズ最大のマヤ遺跡であり、マヤ語では「カタツムリ」の意味を持っています。

 

1930年代に遺跡が発見され、1950年代から発掘作業が開始されました。そして、1985年以降、この遺跡の重要性が世の中に認識され、大規模な調査が行われ始めたのです。

 

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