目次 

 

序文

1. 東側:神への暴力的な反逆

a. ソビエトがいかにして暴力で正統な宗教を破壊したか
b. 中国共産党による文化と宗教の破壊、そして人間と神を繋ぐ絆の分断

2. 西側:宗教に浸透し、抑圧する

a. 宗教に浸透する
b. 宗教を抑圧する

3. 神学をゆがめた共産邪霊

4. 宗教の混乱

参考文献

 

 序文

 

世界中のほぼすべての民族には、古くから伝わる神話や伝説がある。神のイメージや彼らの神といった概念があり、それが人間の道徳と文化を形成し、伝統として受け継がれてきた。この伝統こそが、神を信じる人々に天へ戻る道を示してきた。例えば、東方では女媧が、西方ではヤハウェが人間を創造したという伝説が残っている。

 

神は人間に戒律を顕し、それを破れば人間に罰が下ることを示した。道徳の退廃が広範囲に広がった時、神々は宇宙を浄化するため、人類を壊滅させる。多くの民族には、古代に大洪水が起き、人類文明が滅亡したという伝説がある。その一部は、詳細な記録も残っている。

 

人間の道徳の基準を保つため、時に大覚者や預言者たちが人間世界に降り立つことがある。彼らは人々を啓蒙して壊滅から免れるようにし、文明の発展と成熟を促した。西洋のモーゼやイエス、古代ギリシャのソクラテス、また東洋の老子やインドの釈迦などが含まれる。

 

人間の歴史や文化は、佛とは何か、道とは、また神とは何かを人間に理解させた。神を信じるとはどういうことか、どうやって修煉するのか、またさまざまな法門の中で、どれが高潔でどれが邪悪なのか。歴史と文化は真実と嘘、善と悪の見分け方を教え、最後には創造主の到来を待ち、世界の終末から救われ、天へ戻ることを伝えている。