元ハーバード大学医学部教授のウィリアム・リー氏は、『健康食大全──がん、認知症、生活習慣病は食事で防げる(Eat to Beat Disease)』の中で、「幹細胞は健康に不可欠で、突然なくなると人は1週間以内に死んでしまう」と書いています。

適切な食品を食べることで、体内の幹細胞の数を増やすことができます。

 

幹細胞は、体の臓器を生まれ変わらせて、人体器官を更新します

私たちは幹細胞から生まれています。父親の精子と母親の卵子が出会うと、受精卵が形成されます。受精卵は分裂し、3~5日目には母親の子宮の中で約150個の幹細胞からなる胚に成長し、胚の中の幹細胞は、その後分化を続け人体の様々な組織や臓器に成長するのです。人間の体には200種類以上の細胞が存在し、そのすべてが幹細胞から発生しています。