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肝臓のほか、心臓も幹細胞で再生されます。しかし再生速度は年齢に影響されます。20歳の時には心臓の細胞の約1%が毎年新しく生まれ変わりますが、この速度は年齢とともに遅くなり、75歳では0.3%しか生まれ変わらないといいます。

 

骨髄から幹細胞を取り出し続けるので、いずれは枯渇してしまうのではないかと思う人もいるかもしれませんが、「幹細胞は自己再生が可能で、骨髄に蓄えたものを補充することができる」とウィリアム・リー氏は言います。