米国のマイケル・ベネット上院議員(民主党)は2日、国家安全保障上の懸念からアップルとグーグルに中国動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」をアプリストアから削除するよう要請した。共和・民主両党は、中国による監視手段だとする懸念からTikTokを排除する動きを強めている。

 

ベネット氏は両社の最高経営責任者(CEO)に宛てた書簡のなかで「中国共産党の支配下にある企業に、米国民の生体情報を含む広範囲なデータを収集させたり、米国民にコンテンツを提供したりする権限を与えるべきではない」と訴えた。