現代人は多忙な生活を送り、食事も不規則で、昼と夜で生活習慣が逆転していることさえあります。また、新しい研究により、就寝前の食事は体内時計を乱し、代謝の乱れや肥満、糖尿病のリスク上昇につながる可能性が高いことが明らかにされました。
この結果は、ノースウェスタン大学(イリノイ州エバンストン)が10月に雑誌『Science』に発表した研究で明らかになったものです。 研究では、夜間活動するマウスを2つのグループに分け、活動する夜間と活動しない昼間に高脂肪食を1週間摂取させました。 その結果、非活動期に食事をしたマウスの方が体重が増えることがわかりました。
この研究の主執筆者であるChelsea Helper氏は、マウスが1日のうち特定の時間帯に多くのエネルギーを消費したこと、両グループとも同じ餌を食べたが、活動期に食べたマウスの方がより健康的だったことを指摘しています。