法輪大法の創始者である李洪志氏が20日(日本語訳は22日)に「なぜ人類はいるのか」と題した文章を大紀元に発表した。日本在住の中国民主化活動家である夏一凡氏は、人が一生の間に善良さを保ち精進していくことの大切さについて説かれたものだと語った。

 

夏一凡氏は27日、大紀元の取材に応じた。「李洪志先生が説かれているように、人の一生とは感謝の念を忘れず、罪業を取り除き、自己をあらため、再び天国にかえることを目的としている。こうした行為は世に当然受け入れられ、多くの人々から称賛されるものだ」と述べた。

 

「人が善に帰依しようとすれば、その行動は中国共産党の悪行とは全く相反するものとなる。これが法輪功弾圧の本質だろう」とも語った。

 

法輪功は法輪大法とも呼ばれ、1990年代初めに中国で公にされて以降、世界100カ国以上に伝わった。99年の江沢民政権時代に弾圧が始まり今日まで続いている。中国国内および日本や世界各地の法輪功学習者たちは迫害停止を平和的に呼びかけている。