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でも、読んでね(‐^▽^‐)
「父上も母上もまだまだお元気で、政務に励まれていらっしゃいます」
「そりゃわしも元気だ。
まだまだ隠居はせんぞ」
「でございましょう。
領内に入ったところで道すがら私どもは領民たちに父上の
まつりごとについて聞き取りをしてまいりました」
「ふむふむ、油断も隙もならんのう。
で、領民たちはなんと言っておったや
」
「多くの領民は父上のご政務に感謝しておりました」
「おうおう、そうじゃろそうじゃろ」
「しかし」
「な、なんじゃしかしとは」
「なんとしてもご領地は広大です。
隅々までというわけにはいきません。どうしても救いに漏れる
人々もでてまいります」
「そりゃそうじゃろう」
「さらに藩のお取りつぶしを狙う幕閣からの間者も跳梁して
いるようです」
「おいそりゃ、大変ではないか
」
「はい、ですから私めはひそかに市中を徘徊し、そういう輩から
可哀想な町中の者ども、ひいては大切な当藩を救って差し上げ
たいのでございます」
「おう、町中に出て陰からわしを、藩を守ってくれると申すか。
これはあり難いが、お前こそ体に気をつけろよ」
「そのあたりはご安心ください。
ついでに浅香にも手伝わせることもあろうかと」
「あ、浅香、お、お前こそ大丈夫か
」
「あいあいいい
殿をしんじておりますうう
」
「勝手にせい」
大体の筋書はわかって頂けましたよねええ![]()
「父上母上、ただいま帰ってまいりました
」
「おうおう、よう帰った
おおい、奥や。
若殿が帰ってきたぞ。嫁御も一緒で」
「あああ、浅香。お帰りいい![]()
一層たくましくなって」
「まあまあ上がれ。座って一服せい
」
「父上。母上のお元気なのに甘えて長の旅、親不孝をお許しくださいませ」
「いやいや、お前たちが旅先から送ってくれる土地の産物が楽しみでのう。
おいしく頂いておった。どこにいるのかもわかって安心だったぞよ」
「ケガの功名でしたな。
すべて浅香の計らいでございます。
私めには過ぎた嫁で」
「何を申す。
産物と一緒に武勇伝も漏れ聞こえてきたぞ。
いい婿殿と二人で喜んでおったぞよ」
「本当に、浅香まで一緒になっての立ち回り。
娘時代には思いもよらなかったに。
婿殿の仕込みに満足しておりました」
「ありがとうございます母上」
「さあさあ、旅の疲れを西の丸でいやすがよい」
「ありがとうございます。
それでは失礼して西の丸へ。
というところですが父上母上。
これからのことについてお願いがございます
」
「なんじゃそれは
申してみいい」
お話しはどう展開するのでしょう![]()
ごめんなさいね。お仕事が急に忙しくなっちゃって、ちょっち
鬱状態でしたの。
お話しもいいとこまで来てたんですが、まだしばらく忙しい状態が
続きそうです。鬱は抜けましたがお仕事頑張らなきゃいけません![]()
なんせその日暮らしの更新ですので息切れです。お仕事一段落
するまですみませんがここ、お休みにさせてください。
過去ログ読んで応援お願いね![]()
「えええ、あたしが、お花坊の代わりにお代官のとこへ
行くですかあ
」
「そうじゃ、お花の代わりにお代官にかわいがってもらえ」
「そんなあ、無茶苦茶ですよおお
」
「お侍さまあ、それは無茶ですよお。
奥様が可哀想ですよおおお
」
「大丈夫だ。お花のようになる前にわしが救い出してやる。
まかせとけ」
「本当ですかあ![]()
たのみますよおお」
「いいからいいから、イケイケ
」
「もおお、言い出したら聞かないんだからあ」
「ごめんください」
「なんじゃ、お前は」
「はい、お代官様にお花の遺言をお伝えに参りました」
「ななな、何だとおお![]()
お花の遺言だああ![]()
ちょっと待て」
「お花の遺言とはどういうことだ
」
「はい、私が旅を続けてこの町に入りました」
「ほうほう」
「そうしたら若い男と女の人が川べりで泣いていました」
「はああ、それでええ
」
「私たちはお代官様のお怒りに触れることをしてしまい
ました
」
だからああ![]()
「この野郎おらの大事なお花坊を、ポカポカ![]()
」
「痛い、痛い誰かある、くせ者じゃああ![]()
出会え、出会えええ
」
どやどや
「殿、いかがいたしました
」
「曲者じゃああ、手打ちにいたせえ
」
「いけねえ、お花坊、逃げろおおお
」
「ハアハアハア、もうダメええ
」
「お侍たち、もう直に来るだろう、今夜中につかまらな
くても、夜が明けたらどこまで逃げても捕まっておらた
ち、打ち首だ、そんなことならいっそのことここかから
飛び込んで二人一緒にあの世へ行こう
」
「そうねえ。いくらお代官様だってあの世まで追っかけては
来ないわねえ。
行きましょうあの世へ、あの世で一緒に
なりましょう」
「そいじゃあ一緒に、南無阿弥陀仏
」
「南無阿弥陀仏
」
「というようなわけでして
」
「う~ん、聞けば可哀想な話じゃな、どうしたものかな。
しょうもない代官を懲らしめてやりたいものじゃな。
奥もそう思うじゃろ」
「ほんとに、けしからぬ男ですねえ
」
「そうじゃ。奥や、お前ひとつ代官のとこへ行けええ」
ええええええっ![]()
「ほおらほおら、ぐっと開けろ、ほれほれ
」
「ごほごほ、ご勘弁くださいまし
」
「いいじゃないか、きもちようなるぞ、ほれほれ、
バタバタするもんじゃから胸元がはだけて、おうおう![]()
これはたまらんわ、もちょもちょ
」
「やめ、おやめくださいまし
」
「何を言うか、もちょもちょ」
「もおおお、おや、おやめくださいまし
」
「ほれほれ、ここのとこがポッチんと出てきたではないか
なめなめ、ぺろぺろ![]()
」
「ああああ。もおおおおお、おや、おやめええええ
」
「これが止められるものか、もちょもちょ」
「あう、あうううう
」
「下の方もはだけてきたな、もごもぐぺろぺろ
」
「もおお、お代官様ああ
だれかああ
」
「だあれもくやへんわ、もぐもぐペロペロ![]()
」
「ほんとおおお、だれかあああ
」
「ガラリ、と、障子だから音もせんか、このやろおお![]()
ボカボカ
ボカボカ
」
「いて、いてえ、腰のとこを殴るなせっかくぶっとくなった
奴が折れちゃう」
「何こいとる、ボカボカ![]()
」
大変ですよおお![]()
「その晩、あたしはしょうがないからお代官様のお屋敷に
行きました」
「私も心配だからそおっとついて行きました」
「裏口からそおっと入って”昼間のお花でございます”
っていうと、年かさの女の人が”ああ、お花ちゃん。
こっちへ来なさい”といってあげてくださいました」
「長い廊下を通って、一番奥にお代官様のお部屋があり
ました」
「私もへいを上ってお屋敷に入ってお花が廊下を歩いて
いくのに隠れながらついて行きました」
「昼間のお花が参りました」
「入れ」
の声におずおずと
「お花でございます
」
「おうおうよく来た、こっちへ寄れ」
おずおず
「まずは酒をついでくれ」
「はい」かたかた
「そう緊張せんでもいい、お前もちょっと飲め、気が楽になるぞ」
「いえ私は
」
「ほれほれ飲め飲め」
「ぐっとあたしの手を取って引き寄せて、お口に無理やり
」
「ごほんごほん
」
ほりゃおいしいじゃろ、もっと飲め
」
障子につばつけて穴開けて覗いてたら、畜生![]()
「困った代官だな、で。お前たちはどうしてあんなことに
なったんだ
」
「はい、みんなそういうことがわかったんで、お代官様が
みえるぞおおという振れが来ると若い娘や嫁たちは家に
隠れて、お代官様の目にふれないようにしました」
「そいで、何でお前たちはあのようなことになったんだ
」
「昨日のことです。お代官がみえるぞおというお触れが
来たので女房は家ん中に隠れました」
「はい、隠れてじっとしてたら、飼っていた犬のコロがいきなり
飛び出したんです」
「私はあわてて出て行ってコロを抱きしめました」
「お代官様の行列に向かってくるとは無礼な犬ね、手打ちに
いたす、差し出せ
」
「どうかご勘弁を、クロはただびっくりしただけでございます
」
「いいやならん、差し出さんというならお前も一緒に手打ちじゃ。
直れ
」
「待て待て、あわててはいかん、犬ごときに騒いだとあっては
わしの評判にもかかわる。許してつかわせ」
「ははああ、こりゃ、お代官様が許してくださった。
お礼を申せ」
「お代官様ありがとうございました
」
「よいよい、畜生のことだ。
そういうこともあろう、心配せんでもええぞ。
ところでお前、かわいい顔をしとるが名はなんともうす
」
「お花か、ええ名じゃ。今宵わしの屋敷へ参れ」
ええええええっ![]()
「もし追手が来たらこの押し入れに入ってください」
「押し入れに隠れたってすぐ見つかっちゃうじゃねえか」
「いいえ、入って逃げるんです」
「なんじゃそりゃ
」
「はいって天井のこの板を上げてみてください。
ここから天井裏に逃げられます。
で天井裏のあそこから外に出られます。
まわりの様子を見て逃げてください」
「でもあたし、屋根からなんてこわいわ
」
「そういうときは押し入れの床を見てください。
ここから縁の下に逃げられます。
隠れていて周りの様子を見てまた部屋に戻ってもどこかへ
逃げてもよろしいです」
「なるほど、この部屋なら安心だ。
しばらくここにかくれていなさい。
その間に何とかするから。とはいうものの何が起きたのか
まだ詳しく聞いていなかった。
ちょっと詳しく話しておくれ」
「はい、わしらの村に今年の春新しいお代官様がみえましただ」
「新しいお代官様はご自分の領地を見て回られるのが大変
お好きでした」
「はじめは私等に親しく接してくださる方かなと喜んでいたので
すが、おついでになさることがあったのです」
「巡視しながら好みの娘が見つかると屋敷によこせとおっしゃる
んです」
なんちゅうやっちゃ![]()