№21 近藤 勇を読んでみて・・・ | 月を見上げるもぐらのように

月を見上げるもぐらのように

日記及び読んだ本や面白かったサブカル感想(ネタバレ有り)を書きたい、なと思ってみたり、みなかったり。

こんばんはー^^、今日はついさっき見終わった  歴史をつくった先人たち-〝日本の100人 近藤 勇〟の感想を書いてみようと思います。
本を見い見い書くので、読んだ方には『これネタバレなんじゃね?』という所もあるかもですが、ご了承ください。

最近、〝センゴク天正記〟やアニメ版〝へうげもの〟等の影響で常にくすぶっている秀次の歴史熱が久しぶりに再燃し、ちょっと勉強せんとあかんね(゚Д゚)ムフー! となってしまったので、〝でぃあごすてぃーに〟等の薄い本を見に本や通いを続けていたのですが、気に入るものが見つからず悩む日々が続いておりました。
歴史のミステリー(全く興味の無い芸術とかに触れているので却下)
そーなんだ【歴史編】(既に最終号まで発売されていたので予算的に無理)
マンガ世界の偉人(これで、歴史熱を満足させるのは無理!)
結局〝日本の100人〟に落ち着きました。

今現在の最新号が、近藤 勇だったので購入しただけで、ぶっちゃけ近藤 勇にあんまり興味が無く、迷った末の決断でしたが・・・

幕末は、〝おーい!竜馬〟から入った口なので、新撰組よりも、尊王の志士たちの方が好きなので(‐^▽^‐)
それに、強いて新撰組で選ぶなら近藤  勇より土方歳三の方が好きですね。

まぁ、そんな調子なので、期待しないで読んでいたのですが、思わずへぇ~となる所が何個もあったので、近藤株上昇中です。

 
さて、新撰組局長 近藤 勇です。
まず、驚いたのが、近藤さんが、尊王攘夷の志をもって活動していたという事実です。
※秀次は、近藤さんというか、新撰組は、一部を除いて、徳川大好きなガチガチな佐幕派の人達だとずっと思って来ましたが、どうもそうでは無く尊王攘夷の志を持って京に上ったそうです。

※秀次は、尊王派の伊東甲子太郎が何で佐幕派の新撰組に入ったのか良く解ってなかったのですが、どうも近藤さんと伊東は尊王攘夷の志で結びついたようです

近藤さんの思想は、公武合体派だったようです。
公武合体とは、どんなものかと言うと、朝廷と徳川幕府がヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ 仲良く攘夷を成し遂げよう!って思想ですね。
幕府が大事な人はだいたいこの思想だったみたいですね~
(代表的な人・・島津久光、山内容堂 等 )

他にも油小路の変で近藤さんは『藤堂平助だけは助けてやってほしい』と指示していたが、暗闇での戦いだったので助けられなかった事や
池田屋事件や禁門の変の活躍で新撰組の評価が上がり、増長して同士の新撰組隊士を家臣のように扱って、永倉新八、斉藤一、原田左之助らに近藤の非行5ヶ条を会津藩に訴え出られてしまったなんて、面白エピソードも載ってました。

他にも、斬首され京の三条河原でさらされた後の近藤 勇の首は今でも何処にあるのかはっきり解っていないという新撰組ミステリーもありました。

それは、ひどくない?(笑)と思ったのが、〝谷 干城〟(たにたてき)さんの紹介ページです。
坂本龍馬をとても尊敬していた、谷さんは、龍馬を暗殺したのは新撰組だと信じきっていて、戊辰戦争で投降してきた近藤さんを龍馬の仇とばかりに強引に死刑にもっていってしまったそうです。
明治になってから、京都見廻組だった〝今井信朗〟(いまいのぶお)さんが『龍馬を殺害したのは自分だ』と供述したのを聞いた谷さんは、『それは今井の売名行為だ!坂本さんはお前ごときに殺されはしない!』と信じなかったそうです。
お前ごときって・・・今井さん可哀想www

印象に残ったのはこんなものですね。
基本良く知らない近藤さんのお話でしたので、とても面白く読めました。
6月5日発売の〝日本の100人〟は黒田官兵衛さんなので、面白かったら、またブログ書こうかな~秀次でした(。・ω・)ノ゙