2005年8月に訪問したとき撮影したものです。

郡山駅から水郡線で磐城石川駅下車,そこからは
バスの時間が合わなかったのでタクシーを奮発しました(泣)
八又の集落の入り口,道路の上に長く注連縄を渡し,そこに藁でできた人形を2体,吊るしてあります。

(クリックして拡大して見ると,注連縄の真ん中にニンギョウ様がぶらさがってます)
脇に剣を2本差し,集落に病神が入らないように威嚇しているんだそうですが,
なんともコミカルな表情ですね~。
稲藁だと重量が重くなるんで,茎がストロー状になっている,何か別の植物の藁を使っていると聞いた気がします。(うろ覚え)
以前に一度作るのをやめた所,病人が出たということで,また復活したそうです。
福島県内には他にも,集落を守る境界神として人形を作る風習が残っている地域があります。
船引町のオニンギョウ様もそのひとつ。
こちらは重要無形民俗文化財に指定されているそうです。

(これは屋形のオニンギョウ様。他に朴橋,堀越地区にも祀られています。
風除けの神様,浅川町の風袋様(カゼブクロ様)もユニークなデザインで面白い。
こちらは水郡線里白石駅下車,そこから福貴作地区へ。
集落の外れの木に取り付けられています。

かつてこの地方では養蚕が盛んだったそうです。
ワラダ(蚕を飼う用のザル?のようなもの)に紙を張って顔を書き,体の部分は藁でできています。やはり剣をさしています。
毎年9月に作り変えられるそうなんですが,私が訪れたのは8月だったので,体の部分はだいぶ朽ちていて詳細がわからないのが残念です…。
以上,福島県人形訪問記でした。
今,福島県は大変な状況におちいっていますね。
道を聞いた男の子,案内してくれた親切なご一家,自転車を貸してくれた自転車屋のおばちゃん,
あの人々は無事なのか・・・。
とりあえず,コンビニ募金は続けようと思います。