ナース歴16年目のあいこです。

私のナース経験談や子育て、健康の話や

食べ物、旅行など綴っています。

 

 

 

 

私が看護師4年目の頃、病棟にも慣れ、

外来にお手伝いに出されていた時期がありました。

 

 

 

 

今日はそんな外来での話。

 

 

 

 

みなさんは、未破裂脳動脈瘤

をご存じですか?

 

脳の動脈に出来るコブのことです。

 

このコブは少し厄介でして、

大きくなると破裂して、

くも膜下出血となります。

 

 

かといって、小さくても破裂することはありますし、破裂しない場合もあります。

頭のなかにいつ爆発するのか分からない時限爆弾があるという感じ、

とおっしゃるドクターもいました。

 

 

 

 

 

そんな未破裂脳動脈瘤は、破裂しないように、

手術があります。

その1つに、

コブが破裂しないようにコブの根元にクリップをかける、

クリッピングという術式があります。

 

 

 

クリッピングは永久的にクリップし続けます。

現在のクリップの主流はチタンです。

 

 

 

ところが、1990年代以前のクリップは金属製性が多く、MRIは受けることができません。(脳の中でクリップが外れて飛んでいっちゃうので)。

 

 

 

 

外来の電話で多かったのは、

「私が受けたクリッピングは金属でしょうか?」

です。

 

 

 

 

 

 

さて、外線から電話が回ってきたようです。

内容

「◯◯クリニックの医師から、患者さんのクリップの種類を聞きたいそうです。(もうカルテは残ってない。)」

 

 

 

 

あいこ

「A先生、◯◯クリニックからのお電話で、患者さんのクリップが金属製かどうか知りたいそうです。」

 

 

外来A先生

「(医者なら)レントゲン撮れば(チタンか金属か)分かるでしょ。

レントゲン撮るように伝えて。」

 

 

 

あいこ

「…回してください。

…お電話変わりました。看護師のあいこです。

 

患者さんのクリップですが、チタンかどうかは頭部レントゲンを撮っていただいたら(どういう写り方か存じませんが)分かりますので、確認お願い致します。」

 

 

 

 

クリニックの医者

「看護師に話は聞いてないんだよムキー!!

なんでドクターに代わらないんだムキー!!

早く代われムキー!!」

 

 

 

 

 

 

この手のタイプのドクターは未だにいます。

 

 

 

 

あいこ

「(イラッ…真顔)承知しました。」

 

 

 

 

 

あいこ

「A先生、外線から◯◯クリニックのドクターからで、クリッピングの種類を確認したいと。」

 

 

外来A先生

「レントゲン撮ってって言って」

 

 

 

 

あいこ

「そうお伝えしても先生と話がしたいそうです。」

 

 

外来A先生

「…はいはい。」

 

 

 

 

 

 

 

くー…このやり取りムキー

あたしゃ何回目かいムキー

 

 

 

未だに忘れない。

顔も見ぬ医者にキレられる私…笑い泣き

 

 

 

A先生、

いつもだけど、

外線からの電話に対応して下さいよ笑い泣き

看護師じゃだめなのよ…笑い泣き

怒られて心折れそうになったわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未破裂脳動脈瘤は、くも膜下出血を起こす原因の1つですが、日本人の発症率は欧米人の2倍以上です。

 

手術の検討となるのは、

5(~7)㎜以上や、5㎜以下でも破裂しやすい場所や形状、危険因子等様々です。

 

家族歴のある方や、

あと、たばこ、飲酒、高血圧のある方は破裂しやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

気になる方は、人間ドックの脳ドックの受診をお勧めします。