鍼灸の免許取って、
国家試験合格前に意気揚々と高野山の奥の院に足を運ばせていただき、
これから患者さんを一人でも多く助けたいと誓って、
はや二十数年。。。。
途中、患者さんを助ける、ってこと自体のおこがましさや
何とか改善させたい、っていう「我」が出しゃばるのを諫めつつ、
結局なんもできないじゃん!っていう絶対的な無力感を味わっている。
そりゃ西洋医学と違うから切った貼ったもできないわけだけど、
西洋医学にもおのずと限界があって、
結局は、「その人がこの地球上で何を学びたいか、まさに今それを学んでいる」
ということだったんだよね、と反芻している。
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ということを書いている自分も、この状態を味わう(楽しむ)ってことを
してるんだよね。
なんかできる、なんか変えられる、という大いなる勘違い、
そしてなんもできないことからの絶対的な無力感。
と、救いがないように思うけど、つまるところ、今がベスト、なわけだよね。
自分が相手に対してどこまでできるか、やりきる、やりきって(自己)満足する
のも是だし、
そこで相手にも心が伝わって今を生きるようになったら、そりゃもう
ハッピーさ!ってなわけですな。
と鍼灸師目線で書いてみたけど、
結局、ウェビナー開催のサポートしてるのも、
自分が今できることを惜しみなく出し切る、という点では全く一緒だと
思った今日この頃でした。