それは永遠の記憶 -11ページ目

それは永遠の記憶

別れて2年以上の時が過ぎても、俺の心にずっと居続ける前の彼女、それは永遠の記憶。

そもそも俺と彼女の関係は、4月1日に俺の携帯に突然かかる彼女からの電話で始まった。


それまでの俺と彼女は、職場の先輩と後輩でしかなかった。
仲はよかったものの、お互いの電話番号すら知らない関係だった。

だが、彼女は俺の携帯番号を会社の電話帳から書き写していたらしいく、4月1日未明に俺へ電話をしてきたのだ。
俺はその時間すでに寝ていたため、電話に出ることができず翌朝携帯を見ると、

着信履歴15件
留守番電話3件

めったに人へ番号を教えない俺の携帯に、こんなにも電話がかかってきたことは初めてだった。
当時は彼女の携帯番号を知らなかったため、完全にトラブルに巻き込まれたと思うほどだった。

それから毎日彼女は俺に電話をかけてきた。
そして毎日のように長電話をした。



だが、突然かかかってきた電話は、3ヵ月後同じように突然無くなる。



もし、これが4月1日エイプリルフールの壮大な嘘だったというのなら、それはあまりにも手が込みすぎであろう。