週数回 母の介護に通う日々の中

どんどん進んでいく認知症の症状

このままでは
旅行にも行けなくなるのではないかと思い

早速 紅葉狩りもかねて

鬼怒川温泉へ 1泊2日の旅をしてきた♨️



宿に着くと 予約した貸切露天風呂に入り

夕飯は 鮑と蟹と少しのビールで乾杯🍻

目を覚ましたら 朝風呂に入り

お土産たくさん買い込んで

ご機嫌で帰宅してもらったんだけど、、、



夜になって どうにも手に負えないという
連絡が入ったので

様子を見に行ってみると、、、



そこには

目が座り 身体をこわばらせ

まるで獣のような様相で

罵詈雑言を吐き散らす母がいた



抱きしめて 落ち着かせようとしてみたけど

暴れまくって 手に負えず

ただただ 殴る蹴るで罵られ

落ち着くのを待つしかなかった



母が 自室に入るのを確認し

主介護者である兄と話していると

今まで気付かなかった母の本性を見てしまった




父は 自営業者で バリバリ働き

そこそこ収入のある人だった

だからよく 「〇〇ちゃん家はお金持ちでいいな」って羨ましがられた



確かに父は毎月

一般家庭のお父さんの手取り額以上の金額を

食費と日用品のために 母に渡していた

旅行や外食 臨時出費 水道光熱費などは

父が 支払っていた

だから 本来なら

周囲から羨ましがられるほどの生活を

させてもらっていても不思議ではないはずなんだけど

現状は そうではなかった



「うちは お金持ち」と聞かされるものの

特別なことはなく

むしろ 常に 我慢させられ

惨めな思いをしながらの子供時代を過ごした



だけど 母が 家計のやりくりが下手な人だから

仕方がないのだと容認し

むしろ 哀れみさえ感じていた



だから 大人になって収入を得られるようになると

何かにつけて 数百万円あげていたし

旅行に行くといえば お小遣いを渡し

様々なことに お金を出していた



何も疑うこともなく

自分には お金を使わず

せっせと 母に注ぎ込んでいたわけだ



しかし、、、

どうやら 母にはかなりの預金があるらしい



「お父さんが💢」と 父を悪者にし

悲劇のヒロインを装って

与えることをせずに貯め込んで

加えてわたしに お金を錆びっていたのだ



今回のことで その事実に気付き

自分の お人よしっぷりに 呆れた



何だかなぁ、、、

怒りも湧いてこないよ

ただただ やるせない



兄の“やってもらって当たり前”な姿勢と

いい加減さ 押し付け 不誠実さなどにも

ほとほと嫌気がさしてしまった



もう 自己犠牲はやめて

すこし 距離を置いてもいいのかもしれない

そんな思いが 頭に浮かぶ