認知症の母は 父に対して 結婚後
身の回りの事は 出来る限りやってあげていた
と言うよりも、、、
それを 強要されていた
というと 母が物凄く不憫に思えるけど
父は 家事以外は 一手に引き受けてきた
が しかし
父は ワンマンで 傲慢だった
母は 家事以外は 徹底的に拒否し
悲劇のヒロインを装った
そんな両親は
母59歳頃(次男と共に)父から逃れることを決意
そのお陰で父は
しがらみから解放された
が 代償として 独りになった
いっぽう母は
只今 認知症全開(進行)中
昨晩も 「通帳盗まれた 財布盗まれた」と大騒ぎしたようだ
わたしが思うに
人は 生まれてから死ぬまで“ひとり”
だから なんでもいいと言えばそうなんだけど…
その自覚がなく
“自立してない人”
“他者を利用する人”
は 人生うまくいかない
結局のところ
“終わりよければ全てよし”
この世を去る時
“どんな気分で居られるか”が
今世の 充足度を決めるように思えるから
もちろん 自己も大切だけど
最終的に
成熟して 利他で生きるステージまで
辿り着けたなら
穏やかに そして安心して
逝くことが出来るのかなって
両親を観ていて思う
