従来では考えられなかった商品を展開してくれるトミックスの鉄道コレクションですが、時々塗装や成型が残念なことになっている車両があります。
先月、当店に入荷した207系の1両にもそんな状態の車両がありました。

ドア下の部分に何か不純物が入っているような感じです。また、この周辺には銀色の塗料もうまくまわっていません。
本来は、不純物周辺を1000番以上の耐水ペーパーで磨き、調色したラッカー系塗料をエアブラシで吹き付けるのが一番なのですが、それでは手間がかかるので、今回はタッチアップの方法で簡単に修正してみます。
完成品の補修に便利なのが、製品の塗膜を侵す可能性が少ないタミヤのエナメル系塗料です。ただ、エナメル系塗料で用いられている溶剤はプラを傷める性質をもっているので、今回の鉄コレのようにプラの地肌が出ている箇所に使うのは少々危険です。そこで比較的プラに対して安全性が高いアクリル系塗料を使うことにしました。

不純物が多少出っ張っているのですが、今回はそのままタミヤのアクリル塗料でタッチアップしてみました。

調色していないため、色調の違いがあるものの補修にかかった時間は、わずか1分程度。
タッチアップに失敗しても、簡単に拭き取り・やり直しが出来るのがエナメル系やアクリル系の魅力です。但し、補修はあくまでも自己責任でお願いします。
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