みなさん、こんにちは
 

いかがお過ごしでしょうか?
 

 

 

 
前回は

 

右矢印注腸検査の特徴とは?


ということで、注腸検査がどんなものか


簡単に書いてみました。

 


大腸の粘膜を調べる検査であるがゆえに


どしても大腸の中を綺麗にするため、下剤の


服用による前処置は避けては通れません。

 

また、昨日は書きませんでしたが


検査直前に腸の動きを抑える薬を注射します。

 


そして起倒可能な検査台の上で横になり


肛門からバリウムを注入し、


次いで空気を注入して大腸を膨らませます。

 

その後、体位を変えながらバリウムを先へ進め


肛門側の直腸から一番奥の盲腸まで大腸全体を


いろんな角度からⅩ線で撮影していく流れで


バリウムを注入してから15分程で終了します。

 

 


バリウムはⅩ線を通し難い性質があり


粘膜に付着した部分は白っぽい像として


写し出されます。

 

その結果、大腸がんやポリープがあると、


その表面に沿ってバリウムが付着するため


明らかに通常の粘膜とは異なる像として


その形状が写ってくる訳です。

 


また粘膜にバリウムが付着することで


大腸全体の輪郭も追えるようになるのです。

 

そのため、大腸がんやポリープの位置が


特定できたり、大きさを知るうえで優れて


います。

 


大腸がんの治療において、予め場所や大きさ


といった情報があると外科的切除のみならず


内視鏡的切除においても見つけ難い大腸がん


の場合は非常に有効になります。

 


しかし、便が残っていたりすると当然その


輪郭は画像に写るため、時にはポリープと


判別が出来ずに再検査や内視鏡検査に


回されることもあります。

 

 

 


では、今日もよい1日を、体に感謝をバイバイ