みなさん、こんにちは
前回は
「血管の老化度を調べる検査とは」
ということで、
医療機関では一般的に
どのような手技の検査を行っているのか
検査費用は?
など書いてみました。
この血管の老化を診る、即ち血管年齢測定は
知っておいて欲しい注意点があるのです。
既に検査を受けた事がある方でも
気づいていないと思うので
これを知っていると施設選びにも役立ち
検査の満足度も変わると思うのです。
今回はそのことを書かせて頂きます。
前回もお伝えした通り
血管年齢の検査というのは
仰向けに寝た状態で
両腕と両足首の血圧を測る方法で行います。
しかし、実際は算出方法が異なる2種類の
タイプがあるのです。
詳しくは
・PWV検査(ピーダブリュブイ)
・CAVI検査(キャビィ)
と言われる2種類です。
では違いは?というと
PWVは測定時の血圧が高いほど
血管年齢が高くなるのに比べ
CAVIは血圧に依存されない血管の硬さ
を数値化しています。
ですから
病院へ来ると血圧が高くなるという方
PWV検査を受けると損かも
リラックスして受けて欲しいです。
それならCAVIのほうを選びたい
と思う方、少し待ちを
PWV検査とCAVI検査には
他にも違いがありまして
PWVは結果の血管年齢が例えば「56歳」と
出て来るのに対して
CAVIは「50代後半に相当します」と
大雑把な結果表示になるのです。
こんな違いがあるわけで
検査手技が同じですから
なかなか気が付きませんよね
いつも行っている医療機関がどちらを
使っているかは、問い合わせたり
ホームページを見たりしないと分りません。
みなさんなら
どちらを選びますか?
血管年齢測定は時々受けるのを
お勧めします。
早い段階で生活を見直しましょう。
それでは
今日もよい1日を、体に感謝を!